ヤマイチエステート(2984)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の4月13日から始まります。
ヤマイチエステートは、IPOで不人気な東証2部の不動産セクターなので、注目度も低そうです。また、地合いも相変わらず最悪なので、上場まで辿り着けるかさえも微妙な気がしますね。
※上場中止になりました!
ヤマイチエステート(東証2部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ヤマイチエステート |
コード | 2984(不動産) |
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券(委託含む) | SMBC日興証券 SBI証券 エース証券 |
上場日 | 4月28日(上場中止) |
仮条件決定日 | 4月9日 |
ブックビルディング期間 | 4月13日から4月17日まで |
公開価格決定日 | 4月20日 |
申込期間 | 4月21日から4月24日まで |
公募 | 2.000,000株 |
売出し | 300,000株 |
OA | 345,000株 |
吸収金額 | 25.1億円 |
時価総額 | 69.6億円 |
想定価格 | 950円 |
初値価格 | 上場中止 |
ヤマイチエステートIPOの事業内容
ヤマイチエステートは、主にロードサイド店舗用地の企画開発・賃貸や既存収益不動産物件の取得及び賃貸等を行う不動産開発・賃貸事業を行っています。
また、ヤマイチエステートは主に住宅用地の企画開発・分譲販売及び住宅建築工事の請負を行う不動産開発・販売事業も展開しています。
さらに、ヤマイチエステートはマンション物件の企画開発及び分譲販売を行うマンション事業と、介護事業や飲食事業等を行うその他の事業も手掛けています。
ヤマイチエステートIPOの事業系統図
(※画像クリックで拡大)
ヤマイチエステートは、不動産賃貸(ストック)及び宅地販売・マンション販売等(フロー)を主軸として展開しているため、時流の変化に応じて、長期の安定性(ストック)と短期の収益性(フロー)の両面を検討できる事業形態になっています。
IPOによる手取金の使途
- 不動産開発・販売セグメントにおける販売用不動産の取得及び開発に係る運転資金
ヤマイチエステートIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
ヤマイチエステートIPOの売上は堅調に推移しており、利益もややバラついているものの、このところは好調に推移しているようです。
ヤマイチエステートのIPO評価
ヤマイチエステートは、人気になりにくい不動産関連の東証2部IPOで、規模(吸収金額25.1億円)もそれなりにあるため、需給面で警戒されそうです。
さらに、IPOの地合いがこれまでにないほど悪いことも、当然ながらマイナスに働くと思います。
よって、ヤマイチエステートのIPO評価は、Dが妥当だと考えています。ヤマイチエステートIPOの初値は、よほど地合いが良くならないかぎり、公開価格を割れる可能性が高いと予想しています。
ヤマイチエステートIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ヤマイチエステートIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ見送る予定です。ただし、SBI証券だけはIPOチャレンジポイント狙いで申し込むつもりです。
大和証券 (主幹事) | BB不参加 |
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SMBC日興証券 | BB不参加 |
SBI証券 | BB参加 |
エース証券 | 口座なし |
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