アイビス(9343)IPOのBB(ブックビルディング)が、来月の3月7日から始まります。

アイビスはiOS・Android用モバイルペイントアプリ「ibisPaint(アイビスペイント)」を開発・運営しています。

アイビスは3社同時上場になりますが、規模は小さいので資金分散の影響も小さそうです。

アイビスIPOのBBスタンスとIPO評価

アイビス(東証グロースIPO)のIPO基本情報

銘柄名アイビス
コード9343(サービス業)
主幹事証券東海東京証券
幹事証券(委託含む)みずほ証券
大和証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
SBI証券
楽天証券
松井証券
auカブコム証券
CONNECT
上場日3月23日
仮条件決定日3月6日(670円~730円に決定)
ブックビルディング期間3月7日から3月13日
公開価格決定日3月14日(730円に決定)
申込期間3月15日から3月20日まで
公募700,000株
売出し150,000株
OA127,500株
吸収金額6.4億円
時価総額22.7億円
想定価格650円→公開価格:730円
初値価格2,121円

アイビスIPOの事業内容

アイビスはモバイルペイントアプリ「ibisPaint(アイビスペイント)」の開発・運営を行うモバイル事業と、日本企業向けの IT技術者派遣・受託開発を行うソリューション事業を展開しています。

モバイル事業では、「作画工程を動画にして絵を描く楽しさを共有したい」 というコンセプトから、自社開発したiOS・ Android用モバイルペイントアプリ「ibisPaint(アイビスペイント)」の 開発とサービス運営をしています。

ibisPaint(アイビスペイント)は広告から収益を得ているため、無料でほぼフル機能を提供しており、全世界ダウンロード数は2022年12月末で2.9億に達しています。

ibisPaintのダウンロード数

ソリューション事業では、労働者派遣法に基づくシステムエンジニア等のIT技術者派遣サービスと、モバイルアプリやWebアプリ等の受託開発・運用保守及びクラウドコンピューティングサービスである「AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)」 を用いたサーバ構築・移行・運用保守等の受託開発サービスを展開しています。

IPOによる手取金の使途

  1. 『ibisPaint』の新規ユーザ獲 得のための広告宣伝費
  2. IT技術者確保のための採用費及び人件費

アイビスIPOの業績

アイビスの業績

(※画像クリックで拡大)

アイビスIPOの業績は急激に伸びていて好調そうです。

アイビスのIPO評価

アイビスはハルメクホールディングス日本ナレッジとの3社同時上場になりますが、手頃な価格で規模(吸収金額6.4億円)も小さいため、それでも需給面で注目されると思います。

また、アイビスはVC(ベンチャーキャピタル)の保有株が見当たらないのもプラス要素です。

さらに、モバイルペイントアプリ「ibisPaint(アイビスペイント)」はダウンロード数が急増していて、業績も好調に推移していることから、事業面でも関心を集めそうです。

よって、アイビスのIPO評価はAが妥当だと考えています。アイビスIPOは公開価格の2倍前後で初値形成すると予想しています。

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アイビスIPOの初値予想

アイビスIPOの初値予想は、仮条件決定後(3月6日以降)に追記させていただきます。

1,680円 (想定価格比:+1,030円)

(※大手予想会社の初値予想:1,100円~1,300円)

アイビスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

アイビスIPOのBB(ブックビルディング)は、当然ながら全力で申し込むつもりです。主幹事の東海東京証券をはじめ、楽天証券松井証券などの平幹事も全て申し込む予定です。

アイビスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
東海東京証券 (主幹事)BB参加
みずほ証券BB参加
大和証券BB参加
三菱UFJモルガン・スタンレー証券BB参加
SBI証券BB参加
楽天証券BB参加
松井証券BB参加
auカブコム証券BB参加
CONNECTBB参加


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