日本ナレッジ(5252)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の3月7日からスタートします。
日本ナレッジはソフトウェアの検証サービスや多様な業種に対するシステム開発などを行っています。
日本ナレッジのIPO主幹事はSBI証券なので、IPOチャレンジポイントのボーダーラインや当選配分数などについても話題になりそうですね。
日本ナレッジ(東証グロースIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | 日本ナレッジ |
コード | 5252(情報・通信業) |
主幹事証券 | SBI証券 |
幹事証券(委託含む) | 野村證券 岩井コスモ証券 極東証券 東洋証券 水戸証券 SBIネオトレード証券 |
上場日 | 3月23日 |
仮条件決定日 | 3月3日(1,350円~1,500円に決定) |
ブックビルディング期間 | 3月7日から3月13日 |
公開価格決定日 | 3月14日(1,500円に決定) |
申込期間 | 3月15日から3月20日まで |
公募 | 190,000株 |
売出し | 185,000株 |
OA | 56,200株 |
吸収金額 | 5.6億円 |
時価総額 | 18億円 |
想定価格 | 1,310円→公開価格:1,500円 |
初値価格 | 3,750円 |
日本ナレッジIPOの事業内容
日本ナレッジは主にソフトウエアシステムの検証サービスを提供する「検証事業」と、システム受託開発や業務系パッケージソフトウエアの開発・販売等を行う「開発事業」を主たる事業として展開しています。
検証事業では、ソフトウエアの不具合により顕在化するリスクを回避・軽減するため、ソフトウエアの開発工程のなかのテスト工程において、品質計画の立案、テストの分析設計、テストの実行といった一連のプロセスやコンサルティングをサービスとして提供しています。
検証事業の対象となるソフトウエアは、スマートフォンやカーナビゲーションのハードウエアに組込まれて動作する「組込みソフトウエア」、法人向けの販売管理や会計等の業務系システムやパッケージソフトウエア製品などの「エンタープライズ系」、WEB上で動作するシステム全般をあらわす「WEBシステム」となっています。
開発事業では、大手ベンダー製のパッケージソフトウエア導入に伴うカスタイマイズの受託開発や、セキュリティ製品の開発・販売、パッケージソフトウエアの開発・販売・保守を中心に行っています。
IPOによる手取金の使途
- 体制強化のための人員増強を目的とした人材採用費及び教育費
日本ナレッジIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
日本ナレッジIPOの業績は概ね堅調に推移しているようです。
日本ナレッジのIPO評価
日本ナレッジはハルメクホールディングスとアイビスとの3社同時上場になりますが、小型(吸収金額5.6億円)でVCの保有株も1社(5万株)しかないため、それでも需給面で人気を集めると思います。
ただ、日本ナレッジは1985年設立と社歴が長く、業績もやや横ばいなので、一見するとやや地味で東証スタンダードっぽい雰囲気を感じます。
しかし、日本ナレッジはIPOで人気の情報・通信業セクターなので、やや地味ながらも事業面でもそれなりに注目されそうです。
よって、日本ナレッジのIPO評価はAが妥当だと考えています。日本ナレッジIPOは公開価格の2倍前後の高い初値が付くと予想しています。
日本ナレッジIPOの初値予想
日本ナレッジIPOの初値予想は、仮条件決定後(3月3日以降)に追記させていただきます。
4,100円 (想定価格比:+2,790円)
(※大手予想会社の初値予想第一弾:2,300円~2,700円)
(※大手予想会社の初値予想第二弾:2,500円~2,900円)
日本ナレッジIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
日本ナレッジIPOのBB(ブックビルディング)は、もちろん全力で臨む予定です。
主幹事のSBI証券はもちろんのこと、岩井コスモ証券やSBIネオトレード証券などの平幹事ももれなく申し込むつもりです。
SBI証券 (主幹事) | BB参加 |
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野村證券 | BB参加 |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
極東証券 | 口座なし |
東洋証券 | ネット口座での取扱いなし |
水戸証券 | 口座なし |
SBIネオトレード証券 | BB参加 |
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