インバウンドプラットフォーム(5587)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の8月15日から開始されます。

インバウンドプラットフォームは訪日旅行客を中心にWi-FiレンタルサービスやWebメディアサービスなどを提供しています。

インバウンドプラットフォームのIPO主幹事はSBI証券なので、IPOチャレンジポイントのボーダーラインなどについても話題になりそうですね。

インバウンドプラットフォームIPOのBBスタンスとIPO評価

インバウンドプラットフォーム(東証グロースIPO)のIPO基本情報

銘柄名インバウンドプラットフォーム
コード5587(情報・通信業)
主幹事証券SBI証券
幹事証券(委託含む)みずほ証券
SMBC日興証券
岩井コスモ証券
岡三証券
東海東京証券
水戸証券
マネックス証券
楽天証券
SBIネオトレード証券
岡三オンライン
上場日8月30日
仮条件決定日8月10日(1,750円~1,850円に決定)
ブックビルディング期間8月15日から8月21日
公開価格決定日8月22日(1,850円に決定)
申込期間8月23日から8月28日まで
公募249,600株
売出し566,400株
OA122,400株
吸収金額16.4億円
時価総額59.1億円
想定価格1,750円→公開価格:1,850円
初値価格2,551円

SBI証券[旧イー・トレード証券]

インバウンドプラットフォームIPOの事業内容

インバウンドプラットフォームはWi-Fi事業ライフメディアテック事業キャンピングカー事業の3つの事業を展開しています。

Wi-Fi事業では、訪日外国人および国内法人向け日本国内用Wi-Fi端末レンタル、並びに海外用Wi-Fi端末の日本人顧客向けレンタルを行っています。

インバウンドプラットフォームのWi-Fi事業

ライフメディアテック事業では、在留外国人が日本で生活する上で必要なサービスをWeb上で多言語で紹介し、自社に所属するコンシェルジュが導入までをサポートするサービスを提供しています。

主には、不動産情報提供・賃貸仲介(Living Japan)、空港送迎サービスの取次(Airport Taxi)、情報発信Webメディア(Japan Web Magazine)等のサービスを多言語で紹介し、利用者に取り次ぐことで、提携企業より広告料や取次手数料を収受しています。

インバウンドプラットフォームのライフメディアテック事業

キャンピングカー事業では、日本国内で計18台のキャンピングカーを保有し(2023年6月時点)、訪日外国人・日本人顧客向けにレンタルを行っています。

また、アメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドでのキャンピングカーレンタルの日本人顧客向け取次も行っています。

インバウンドプラットフォームのキャンピングカー事業

インバウンドプラットフォームIPOのセグメント別売上高推移

インバウンドプラットフォームのセグメント別売上高推移

IPOによる手取金の使途

  1. 主にWi-Fi事業における顧客獲得のための広告宣伝費
  2. 認知拡大・ブランディングのための広告宣伝費
  3. 事業領域及び収益拡大のためのシステム開発に係る人件費及び外注費

インバウンドプラットフォームIPOの業績

インバウンドプラットフォームの業績

(※画像クリックで拡大)

インバウンドプラットフォームIPOの業績は、コロナ禍の影響で一時落ち込んでいますが、すぐに回復して堅調に推移しています。

インバウンドプラットフォームのIPO評価

インバウンドプラットフォームは8月最後のIPOで、規模(吸収金額16.4億円)もそれほど大きくないため、需給面は良好だと思います。

ただ、インバウンドプラットフォームはエアトリ(6191)の子会社なので、IPOで敬遠されがちな親子上場になります。

また、主要事業のWi-Fiレンタルサービスは目新しさに欠けますが、訪日旅行客をターゲットにしているため、アフターコロナで業績拡大が見込まれるインバウンド関連IPOということで関心を集めそうです。

よって、インバウンドプラットフォームのIPO評価はBが妥当だと考えています。インバウンドプラットフォームIPOは公開価格の1.5倍~2倍を目途に初値形成すると予想しています。

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インバウンドプラットフォームIPOの初値予想

インバウンドプラットフォームIPOの初値予想は、仮条件決定後(8月10日以降)に追記させていただきます。

3,000円 (想定価格比:+1,250円)

(※大手予想会社の初値予想:3,300円~3,800円)

インバウンドプラットフォームIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

インバウンドプラットフォームIPOのBB(ブックビルディング)は全力で臨むつもりです。

主幹事のSBI証券はもちろんのこと、SMBC日興証券マネックス証券などの平幹事ももれなく申し込む予定です。

インバウンドプラットフォームIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
SBI証券 (主幹事)BB参加
みずほ証券BB参加
SMBC日興証券BB参加
岩井コスモ証券BB参加
岡三証券BB不参加
東海東京証券BB参加
水戸証券口座なし
マネックス証券BB参加
楽天証券BB参加
SBIネオトレード証券BB参加
岡三オンラインBB参加


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