インバウンドテック(7031)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の6月12日から始まります。インバウンドテックは、マザーズの小型IPOとして人気を集めると思います。
ただ、上場日の6月27日はインバウンドテックを含む4社が同時上場するので、資金分散の影響を受けるかもしれませんね。
※新規上場の承認が取り消されました!
インバウンドテック(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | インバウンドテック |
コード | 7031 |
主幹事証券 | 東海東京証券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 香川証券 エイチ・エス証券 むさし証券 エース証券 マネックス証券 |
上場日 | 6月27日 |
仮条件決定日 | 6月8日(3,810円~3,980円に決定) |
ブックビルディング期間 | 6月12日から6月18日まで |
公開価格決定日 | 6月19日(3,980円に決定) |
申込期間 | 6月20日から6月25日まで |
公募 | 135,000株 |
売出し | 64,400株 |
OA | 29,900株 |
吸収金額 | 8.7億円 |
時価総額 | 30.4億円 |
想定価格 | 3,810円→公開価格:3,980円 |
初値価格 | 新規上場の承認取り消し |
インバウンドテックIPOの事業内容
インバウンドテックは、「私たちが関わる全ての人に最上級の感動を提供し続けること」をミッションに掲げ、マルチリンガルCRM事業とセールスアウトソーシング事業を展開しています。
マルチリンガルCRM事業では、、主にクライアントの顧客(エンドユーザー)向けに展開するサポート業務を受託し、自社の24時間365日対応の多言語コンタクトセンターにて、クライアントに代わってエンドユーザーからの問い合わせに対応しています。
セールスアウトソーシング事業では、インバウンドテックがクライアントに代わって見込み顧客に対して営業(インサイドセールス)を行うサービスを展開しています。
インバウンドテックの事業系統図
(※画像クリックで拡大)
その他、高品質のコンタクトセンターの構築から運営までをアウトソーシングサービスとして提供するコンタクトセンターBPO事業や、ビジネスの初動である企画・提案段階からプロジェクトの実行までを一括して請け負う専門型営業アウトソーシングサービスも行っています。
インバウンドテックIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
インバウンドテックの業績は3期分しかありませんが、概ね好調に推移しているようです。
インバウンドテックのIPO評価
インバウンドテックは4社同時上場ではありますが、規模(吸収金額8.7億円)が小さいので、それでも人気を集めると思います。
また、インバウンドテックの業種に合わせた通訳ソリューションサービスは、東京オリンピックに向けてインバウンド関連銘柄としても注目されそうです。
よって、インバウンドテックのIPO評価は、Bが妥当だと考えています。インバウンドテックIPOは、公開価格の1.5倍から2倍程度の初値が付くと予想しています。
インバウンドテックIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
インバウンドテックIPOのBB(ブックビルディング)は、当然ながら全力で申し込む予定です。主幹事の東海東京証券はもちろんのこと、平幹事のSBI証券やマネックス証券なども、もらさず申し込みたいと思います。
東海東京証券 (主幹事) | BB参加 |
---|---|
SBI証券 | BB参加 |
香川証券 | 口座なし |
エイチ・エス証券 | BB参加 |
むさし証券 | BB参加 |
エース証券 | 口座なし |
マネックス証券 | BB参加 |
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