バーチャレクス・コンサルティング(6193)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の6月6日から(6月10日まで)スタートします。バーチャレクス・コンサルティングIPOは、三日連続新規上場の最後を飾る銘柄ですが、その中では一番微妙な印象で判断が難しいです。

バーチャレクス・コンサルティング

バーチャレクス・コンサルティング(東証マザーズIPO)のIPO基本情報

銘柄名バーチャレクス・コンサルティング
コード6193
主幹事証券野村証券
幹事証券三菱UFJモルガン・スタンレー証券
SMBC日興証券
SBI証券
松井証券
岡三証券
カブドットコム証券
岡三オンライン証券
上場日6月23日
仮条件決定日6月2日(1,030円~1,090円に決定)
ブックビルディング期間6月6日から6月10日まで
公募価格決定日6月13日(1,090円に決定)
申込期間6月15日から6月20日まで
公募120,000株
売出し964,000株
OA162,600株
吸収金額12.8億円
想定価格1,030円

バーチャレクス・コンサルティングIPOの事業内容

バーチャレクス・コンサルティングは、CRMプロセスの導入や構築にかかわるコンサルティングやシステムソリューション提供及びコールセンター等の運営受託業務を手掛けている企業です。

ちなみに、CRMとはCustomer Relationship Managementの略語で、各々の顧客に応じたきめ細かな対応で長期的に良好な関係を築き、顧客満足度と顧客ロイヤルティの向上を目指す経営手法です。

また、バーチャレクス・コンサルティングは、「顧客と企業の接点の最適化領域でNo.1企業となる」「消費者・企業・働く人が満足するビジネスの仕組みを創造することにより、より良い社会作りに貢献する」「コンサルティング・テクノロジー・アウトソーシングの3つを融合させ、クライアント企業に結果で貢献する」という3つの企業理念を掲げながら事業展開しています。

何度読んでも難解な事業内容ですが、ものすごく端的にくくるとすれば、IT&コンサルティング事業及びアウトソーシング事業ですね。

バーチャレクス・コンサルティングIPOの業績

バーチャレクス・コンサルティングの業績

(※画像クリックで拡大)

バーチャレクス・コンサルティングIPOの業績にあまり伸びは感じられず、利益にも波があるようですが、2017年3月期の業績は増収増益の見通しです。

バーチャレクス・コンサルティングのIPO評価

バーチャレクス・コンサルティングIPOは、何と言っても公募株の約8倍という売出株の多さが不安材料です。また、バーチャレクス・コンサルティングIPOは吸収金額12.8億円(想定価格ベース)とそこそこの規模で、需給面においても魅力に欠けます。

よって、バーチャレクス・コンサルティングのIPO評価はDが妥当だと考えています。バーチャレクス・コンサルティングIPOは、6月のIPO銘柄と比較しても優位性を感じられず、公募価格を割れる可能性が全くないとは言えません。

現状では、公募価格をわずかに上回る初値が付くと予想していますが、他のIPO銘柄と比べて優先度は低いと考えています。

バーチャレクス・コンサルティングIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

バーチャレクス・コンサルティングIPOのBB(ブックビルディング)は、締切直前まで悩んで決めるつもりです。ただし、SBI証券だけは抽選に外れてもIPOチャレンジポイントが貰えるので、ポイント狙いで必ず申し込みます。⇒(SBI証券のIPOチャレンジポイント解説

バーチャレクス・コンサルティングIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
野村証券 (主幹事)BB検討中
三菱UFJモルガン・スタンレー証券BB検討中
SMBC日興証券BB検討中
SBI証券BB参加
マネックス証券BB検討中
岡三証券BB検討中
カブドットコム証券BB検討中

↓ストライクやキャリアで主幹事を務めるSMBC日興証券↓

SMBC日興証券のIPOルールと詳細解説

↓AWSホールディングスで主幹事を務めるSBI証券↓

SBI証券のIPOルールと詳細解説

↓IPO抽選組に人気のあるマネックス証券↓

マネックス証券のIPOルールと詳細解説

↓委託幹事として次々と幹事団入りしているカブドットコム証券↓

カブドットコム証券のIPOルールと詳細解説


にほんブログ村


IPO・新規公開株 ブログランキングへ