Laboro.AIのIPO評価とBBスタンス！カスタムAI開発IPO | IPO初値予想 IPO株ビギナーの投資日誌

Laboro.AI（5586）IPOのBB（ブックビルディング）が、明後日（7月13日）からスタートします。

Laboro.AIはビジネス現場の様々な課題を解決するためにオーダーメイド型AI「カスタムAI」を開発・提供しています。

Loboro.AIは7月最後のIPOで、その後のIPOとも間隔が空いているため、スケジュールには恵まれていますね。

Laboro.AI（東証グロースIPO）のIPO基本情報

銘柄名	Laboro.AI
コード	5586（情報・通信業）
主幹事証券	SMBC日興証券
幹事証券（委託含む）	大和証券 SBI証券岡三証券楽天証券あかつき証券松井証券岡三オンライン
上場日	7月31日
仮条件決定日	7月12日（525円～580円に決定）
ブックビルディング期間	7月13日から7月20日
公開価格決定日	7月21日（580円に決定）
申込期間	7月24日から7月27日まで
公募	1,759,800株
売出し	2,404,700株
OA	624,600株
吸収金額	25.1億円
時価総額	83.1億円
想定価格	525円→公開価格：580円
初値価格	1,195円

Laboro.AIは顧客企業固有の戦略や課題に合わせたオーダーメイドのAI開発とAI導入・コンサルティングを行う「カスタムAI」を展開しています。

カスタムAIサービスの提供においては、自社独自のAIコンサルタント「ソリューションデザイナ」と機械学習エンジニアが顧客企業と共にプロジェクトチームを組み、企画構想、AIソリューションの要件定義、開発・PoC（概念実証）、導入・実装、継続的な再学習・チューニングまでを一気通貫で行っています。

Laboro.AIはカスタムAIを提供する具体的な形態として、バリュー・マイニング（VM）事業とバリュー・ディストリビューション（VD）事業の二つの事業を展開しています。

バリュー・マイニング事業は、自社で先例のないAIテーマに対して一からソリューションを構築していく形態になっています。

一方、バリュー・ディストリビューション事業は先行取組で蓄積されたノウハウや技術プラットフォームなどの資産を応用し、効率的・効果的・スピーディな価値創出を目指す形態でAI開発・コンサルティングを提供しています。

Laboro.AIは幅広い業界の代表的な企業と通算200を超えるカスタムAIプロジェクトを行っています。

カスタムAIプロジェクト事例

さらに、Laboro.AIは主要なAIアルゴリズムやシステムアーキテクチャの設計、また技術検証や事業検証を行うために参照可能なプログラムソースコード、開発及びコンサルティングの方法論に関するドキュメントをまとめたものを、各種AIソリューションとして展開しています。

Laboro.AIの事業系統図

（※画像クリックで拡大）

Laboro.AI（5586）IPOの売上は順調に伸びていて、利益もバラついているものの概ね好調に推移しているようです。

Laboro.AIはそれなりの規模（吸収金額25.1億円）ですが、グロース市場への単独上場で価格も安いため、需給面に問題はありません。

また、Laboro.AIは大株主及とVCの保有株に価格解除なしで180日間のロックアップ及び継続確約が取れていることも安心材料です。

さらに、Laboro.AIは今もっとも人気化しやすいAIというテーマ性がある「カスタムAI」開発・提供しているため、事業面で関心を集めると思います。

よって、Laboro.AIのIPO評価はAが妥当だと考えています。Laboro.AI（5586）IPOは初日値付かずも想定される高い初値が付くと予想しています。

Laboro.AI（5586）IPOの初値予想は、仮条件決定後（7月12日以降）に追記させていただきます。

1,800円（想定価格比：+1,275円）

（※大手予想会社の初値予想第一弾：1,100円～1,300円）

（※大手予想会社の初値予想第二弾：1,400円～1,700円）

Laboro.AI（5586）IPOのBB（ブックビルディング）は、もちろん全力で申し込むつもりです。

主幹事のSMBC日興証券をはじめ、楽天証券や松井証券などの平幹事ももれなく申し込む予定です。