レオクラン(7681)IPOのBB(ブックビルディング)が、今週末の9月13日から開始されます。レオクランは、医療機器専門商社として医療機関や介護施設などの様々なニーズに応えるための事業を展開しています。
レオクランは東証2部IPOですが、どちらかと言えば小型なので、需給面はさほど悪くありません。
ただ、前日に新規上場するパワーソリューションズが初日値付かずになると、同時上場になってしまうので、多少なりとも影響を受けそうですね。
レオクラン(東証2部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | レオクラン |
コード | 7681 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券(委託含む) | みずほ証券 大和証券 野村證券 エース証券 SBI証券 ライブスター証券 |
上場日 | 10月2日 |
仮条件決定日 | 9月12日(2,480円~2,700円に決定) |
ブックビルディング期間 | 9月13日から9月20日まで |
公開価格決定日 | 9月24日(2,700円に決定) |
申込期間 | 9月25日から9月30日まで |
公募 | 163,000株 (新株発行:161,000株 自己株式の処分:2,000株) |
売出し | 260,000株 |
OA | 63,400株 |
吸収金額 | 14.9億円 |
時価総額 | 59.7億円 |
想定価格 | 3,070円→公開価格:2,700円 |
初値価格 | 2,920円 |
レオクランIPOの事業内容
レオクランは、新築・移転時の医療機関や福祉施設等に対して、企画段階から開設に至るまでの総合的なコンサルティングを行い、医療機器・医療設備・医療情報システムを販売するメディカルトータルソリューション事業を展開しています。
メディカルトータルソリューション事業の全体像
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また、レオクランは連結子会社である京都プロメド(株)において、医療機関で撮影されたCTやMRI等の医療画像を遠隔で診断する遠隔画像診断サービス事業も行っています。
遠隔画像診断サービス事業の全体像
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さらに、レオクランは連結子会社である(株)ゲイト(ブランド名:クックレオ)において、介護・福祉施設向けに給食サービスを行う給食事業も営んでいます。
レオクランIPOの事業系統図
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レオクランIPOの業績
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レオクランIPOの業績は、ややバラついていますが、概ね堅調に推移しているようです。
レオクランのIPO評価
レオクランは、IPOで人気になりにくい東証2部への新規上場ですが、規模(吸収金額14.9億円)はさほど大きくありません。
また、事業面も医療機器の卸売業だけでなく、情報系コンサルティング、遠隔画像診断、給食事業など、多岐に渡っており、福祉や介護というテーマ性でも注目されそうです。
よって、レオクランのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。レオクランIPOは、公開価格をある程度上回ったところで初値形成すると予想しています。
レオクランIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
レオクランIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ全力で申し込む予定です。主幹事のSMBC日興証券は当然ながら、みずほ証券やSBI証券
などのネットから申し込める幹事証券も全て申し込もうと思います。
SMBC日興証券 | BB参加 |
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みずほ証券 | BB参加 |
大和証券 | BB参加 |
野村證券 | BB参加 |
エース証券 | 口座なし |
SBI証券 | BB参加 |
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