森六ホールディングス(4249)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の12月4日からスタートします。森六ホールディングスIPOは、オプトランIPOとの同時上場で、どちらも規模が大きいため、資金分散の影響を受けそうです。
また、前日に新規上場するみらいワークスIPOが初日値付かずになると、実質的な3社同時上場になるので、さらに厳しくなりそうです。
森六ホールディングス(東証1部IPO)IPOの基本情報
銘柄名 | 森六ホールディングス |
コード | 4249 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | SMBC日興証券 岡三証券 むさし証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SBI証券 みずほ証券 カブドットコム証券 岡三オンライン証券 |
上場日 | 12月20日 |
仮条件決定日 | 12月1日(2,610円~2,700円に決定) |
ブックビルディング期間 | 12月4日から12月8日まで |
公開価格決定日 | 12月11日(2,700円に決定) |
申込期間 | 12月12日から12月15日まで |
公募 | 1,228,000株 |
売出し | 2,172,000株 |
OA | 510,000株 |
吸収金額 | 102.1億円 |
想定価格 | 2,610円 |
初値価格 | 2,975円 |
森六ホールディングスIPOの事業内容
森六ホールディングスは、同社と国内外の連結子会社28社及び持分法適用関連会社1社によって構成されており、化学製品全般の販売を行うケミカル事業ならびに自動車四輪部品や二輪部品の製造販売を行う樹脂加工製品事業を展開しています。
ケミカル事業では、森六ケミカルズ㈱を中核として、電機・電子材料、自動車材料、コーティング、ファインケミカル、生活材料及び樹脂加工製品分野において、化学品・合成樹脂製品の販売・製造ならびに輸出入を行っています。
樹脂加工製品事業では、、森六テクノロジー㈱を中核として、主に自動車四輪部品(内装樹脂部品、外装樹脂部品等)の製造・販売を行っています。
森六ホールディングスIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
森六ホールディングスIPOは、老舗企業だけあって安定していて問題なさそうです。
森六ホールディングスのIPO評価
森六ホールディングスは、IPOラッシュ終盤での新規上場で、規模(吸収金額102.1億円)も大きいため、資金分散や買い疲れの影響を受けると思います。
また、ケミカル事業と樹脂加工製品事業では堅実に業績を積み重ねているようですが、IPOでは人気になりにくい印象です。
よって、森六ホールディングスのIPO評価は、Dが妥当だと考えています。森六ホールディングスIPOは、東証1部か2部かで状況が変わりますが、やはり規模の大きさがネックなので、公開価格付近で初値形成すると予想しています。
森六ホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
森六ホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ見送るつもりです。ただ、SBI証券だけは例のごとくIPOチャレンジポイント狙いで申し込みます。
野村證券 (主幹事) | BB不参加 |
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SMBC日興証券 | BB不参加 |
岡三証券 | BB不参加 |
むさし証券 | BB不参加 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | BB不参加 |
SBI証券 | BB参加 |
みずほ証券 | BB不参加 |
カブドットコム証券 | BB不参加 |
岡三オンライン証券 | BB不参加 |
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