SHINKO(7120)IPOのBB(ブックビルディング)が、来月の3月6日からスタートします。

SHINKOは医療分野を中心にシステムの保守サービスやIT機器・ネットワーク機器の導入支援などを行っています。

SHINKOは東証スタンダードのやや地味めな卸売セクターですが、IPOラッシュ初日の単独上場なので、日程には恵まれていますね。

SHINKOのIPO評価とBBスタンス

SHINKO(東証スタンダードIPO)のIPO基本情報

銘柄名SHINKO
コード7120(卸売業)
主幹事証券大和証券
幹事証券(委託含む)SBI証券
松井証券
楽天証券
マネックス証券
丸三証券
あかつき証券
CONNECT
上場日3月22日
仮条件決定日3月3日(2,060円~2,200円に決定)
ブックビルディング期間3月6日から3月10日
公開価格決定日3月13日(2,200円に決定)
申込期間3月14日から3月17日まで
公募80,000株
売出し794,000株
OA131,100株
吸収金額20.7億円
時価総額40億円
想定価格2,060円→公開価格:2,200円
初値価格2,250円

マネックス証券

SHINKO(7120)IPOの事業内容

SHINKOは病院・一般診療所へ導入されている電子カルテシステムやレセプトコンピュータ、 調剤薬局に導入されている電子薬歴システム等、約3万5千件の保守契約を締結し、保守サービスを提供しています。

また、SHINKOは錠剤包装機、注射薬払出システム、適温配膳車等の保守サービスも受託しています。

SHINKOの保守サービス事業

SHINKOはメーカーに属さない独立系の保守会社であることが強みであり、医療機器、IT機器、非IT機器を問わず、24時間365日オンサイトサービス(出張修理サービス)を提供しています。

さらに、SHINKOはソリューション事業として、医療機関、福祉施設、一般企業、官公庁向けにシステムの設計、構築、設置工事、展開管理等のICTサービスを提供しています。

その他にも、SHINKOは人材サービス事業として、IT機器の保守、点検、修理を行うカスタマエンジニア、システムの設計やネットワー クの設計・構築、派遣先企業のフロント営業のサポートを行うシステムエンジニアを派遣しています。

SHINKO(7120)IPOの事業系統図

SHINKO-business-system-chart

IPOによる手取金の使途

  1. テクニカルセンター拡張のための設備資金
  2. 業務システム更新のための設備資金

SHINKO(7120)IPOの業績

SHINKO-performance

(※画像クリックで拡大)

SHINKOの業績は東証スタンダードらしく、概ね堅調に推移しています。

SHINKOのIPO評価

SHINKOはそれなりの規模(吸収金額20.7億円)でほぼ売出株というのも気になります。

しかし、SHINKOはIPOラッシュの先陣を切る形での単独上場で、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株も見当たらないため、それでも需給面はまずまずだと思います。

また、卸売セクターはIPOで人気とは言えませんが、業績は安定しているため、それでも事業面で一定の評価を得られそうです。

よって、SHINKOのIPO評価はCが妥当だと考えています。SHINKO(7120)IPOは公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想しています。

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SHINKO(7120)IPOの初値予想

SHINKO(7120)IPOの初値予想は、仮条件決定後(3月3日以降)に追記させていただきます。

2,420円 (想定価格比:+360円)

(※大手予想会社の初値予想:2,400円~2,800円)

↓(上場直前の初値予想)

2,310円 (公開価格比:+110円)

(※大手予想会社の初値予想最終版:2,600円)

SHINKO(7120)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス

SHINKO(7120)IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ前向き参加するつもりです。主幹事の大和証券をはじめ、マネックス証券松井証券などの平幹事も申し込む予定です。

SHINKO(7120)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
大和証券 (主幹事)BB参加
SBI証券BB参加
松井証券BB参加
楽天証券BB参加
マネックス証券BB参加
丸三証券BB不参加
あかつき証券口座なし
CONNECTBB参加


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