リアルゲイト(5532)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌月の6月7日からスタートします。
リアルゲイトは遊休不動産や築古ビルなどに様々な仕様のワークプレイスを提案することで収益性の高い不動産へ再生するフレキシブルワークプレイス事業を行っています。
リアルゲイトは人気を集めそうなアイデミーとの同時上場になるので、やや影響を受けそうですね。
リアルゲイト(東証グロースIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | リアルゲイト |
コード | 5532(不動産業) |
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券(委託含む) | SMBC日興証券 SBI証券 岩井コスモ証券 岡三証券 マネックス証券 大和コネクト証券 岡三オンライン |
上場日 | 6月22日 |
仮条件決定日 | 6月5日(1,700円~1,790円に決定) |
ブックビルディング期間 | 6月7日から6月13日 |
公開価格決定日 | 6月14日(1,790円に決定) |
申込期間 | 6月15日から6月20日まで |
公募 | 670,000株 |
売出し | 0株 |
OA | 100,500株 |
吸収金額 | 13.8億円 |
時価総額 | 47.8億円 |
想定価格 | 1,790円→公開価格:1,790円 |
初値価格 | 3,810円 |
リアルゲイトIPOの事業内容
競争力を失った築古ビルにスモールオフィスやシェアオフィスといったフレキシブルワークプレイスを提供することで、不動産に付加価値を付与し収益性を向上させるフレキシブルワークプレイス事業を行っています。
また、リアルゲイトは新築ビルにもスモールオフィスやシェアオフィスといったフレキシブルワークプレイスを組み込むことで付加価値を付与し、収益性を向上させています。
リアルゲイトのビジネスモデルは、マスターリース契約・保有(賃貸)におけるテナントからの賃料収受及びプロパティマネジメントにおけるオーナーからの運営委託フィー収受といった物件運営を通じて継続的に得られるストック型収入がメインであり、2022年9月期実績で売上全体の76%を占めています。
リアルゲイトでは、ストック型収入の安定的な積み上げをベースとしながらも、物件運営に付随して発生する設計・施工請負契約の受託や保有物件の売却といったフロー型収入が積み上がる収益構造になっています。
リアルゲイトは2023年3月末時点で宅建士45名、一級建築士7名、一級施工管理技士6名と数多くの専門家を抱え、各専門家がチームとなって企画・設計・デザインから運営までワンストップで提供しています。
IPOによる手取金の使途
- 「目黒区大橋1丁目PJ(仮称)」の土地建物取得費用及び付随する改修工事費用
- 「ランディック原宿ビル」の改修工事費用
リアルゲイトIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
リアルゲイトIPOの業績は概ね堅調に推移しているようです。
リアルゲイトのIPO評価
リアルゲイトの規模(吸収金額13.8億円)はそれほど大きくなく、売出株ゼロの公募株のみでVC(ベンチャーキャピタル)の保有株も見当たりません。
しかし、リアルゲイトは前評判が高いアイデミーとの同時上場というだけでなく、IPOで敬遠されがちな親子上場(サイバーエージェント(4751)の子会社)というもの気掛かりです。
また、不動産事業もIPOで人気になりにくいため、事業面もややインパクトに欠けます。
よって、リアルゲイトのIPO評価はCが妥当だと考えています。リアルゲイトIPOは公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想しています。
リアルゲイトIPOの初値予想
リアルゲイトIPOの初値予想は、仮条件決定後(6月5日以降)に追記させていただきます。
2,200円 (想定価格比:+410円)
(※大手予想会社の初値予想:1,890円~2,200円)
↓(上場直前の初値予想)
2,500円 (公開価格比:+710円)
(※大手予想会社の初値予想最終版:2,600円)
リアルゲイトIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
リアルゲイトIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ少しだけ参加するつもりです。
主幹事の大和証券だけでなく、抽選に外れてもIPOチャレンジポイントが貰えるSBI証券も申し込む予定です。
大和証券 (主幹事) | BB参加 |
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SMBC日興証券 | BB検討中 |
SBI証券 | BB参加 |
岩井コスモ証券 | BB検討中 |
岡三証券 | BB不参加 |
マネックス証券 | BB検討中 |
大和コネクト証券 | BB検討中 |
岡三オンライン | BB検討中 |
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