ARアドバンストテクノロジのBBスタンスとIPO評価！DX関連IPO

ARアドバンストテクノロジ（5578）IPOのBB（ブックビルディング）が、来月の6月7日からスタートします。

ARアドバンストテクノロジはクラウド技術とデータ・AI活用によるDXソリューション事業を展開しています。

ARアドバンストテクノロジはIPOラッシュ中の新規上場になります。ただ、ARアドバンストテクノロジは単独上場なので、それでもスケジュールには恵まれているほうですね。

ARアドバンストテクノロジ（東証グロースIPO）のIPO基本情報

銘柄名	ARアドバンストテクノロジ
コード	5578（情報・通信業）
主幹事証券	みずほ証券
幹事証券（委託含む）	大和証券 SBI証券楽天証券マネックス証券松井証券岡三証券丸三証券岩井コスモ証券大和コネクト証券岡三オンライン
上場日	6月23日
仮条件決定日	6月5日（1,080円～1,260円に決定）
ブックビルディング期間	6月7日から6月13日
公開価格決定日	6月14日（1,260円に決定）
申込期間	6月15日から6月20日まで
公募	278,900株（新株式発行：50,000株自己株式の処分：228,900株）
売出し	454,600株
OA	110,000株
吸収金額	9.1億円
時価総額	35.3億円
想定価格	1,080円→公開価格：1,260円
初値価格	3,950円

ARアドバンストテクノロジは主に顧客のDX（デジタルトランスフォーメーション）を実現するためのDXソリューション事業を行っています。

ARアドバンストテクノロジはビジネス課題の本質に対してクラウドの利点を徹底的に活用し、ビジネス改革を力強くサポートするクラウド総合活用支援サービス「cnaris（クナリス）」を提供しています。

また、ARアドバンストテクノロジは企業の様々なデータからビジネス課題の診断・予測・分析を行い、課題解決へ導くための処方を行うデータ・AI活用支援サービス「dataris（デタリス）」も提供しています。

さらに、ARアドバンストテクノロジは業務自立化・可視化のためのAIマルチエンジン「LOOGUE（ローグ）」、ファイルサーバ統合管理ソリューション「ZiDOMA（ジドーマ）」、クラウドコンタクトセンター分析管理サービス「Mieta（ミエタ）」も提供しています。

ARアドバンストテクノロジは、その他にもDX人材獲得のためのマッチングプラットフォーム「テクパス」も運営しています。

ARアドバンストテクノロジIPOの事業系統図

（※画像クリックで拡大）

ARアドバンストテクノロジIPOの業績は概ね堅調に推移しているようです。

ARアドバンストテクノロジはグロース市場への単独上場で規模（吸収金額9.1億円）も小さいため、需給面は良好だと思います。

また、ARアドバンストテクノロジはVC（ベンチャーキャピタル）の保有株が見当たらないのも好材料です。

さらに、ARアドバンストテクノロジはIPOで人気のDX、AI、クラウドといったテーマ性のある事業を展開していることでも関心を集めそうです。

よって、ARアドバンストテクノロジのIPO評価はAが妥当だと考えています。ARアドバンストテクノロジIPOは公開価格の2倍前後で初値形成すると予想しています。

ARアドバンストテクノロジIPOの初値予想は、仮条件決定後（6月5日以降）に追記させていただきます。

2,900円（想定価格比：+1,820円）

（※大手予想会社の初値予想：2,500円～2,800円）

↓（上場直前の初値予想）

3,800円（公開価格比：+2,540円）

（※大手予想会社の初値予想最終版：2,800円）

ARアドバンストテクノロジIPOのBB（ブックビルディング）は、もちろん全力で申し込む予定です。

主幹事のみずほ証券をはじめ、マネックス証券や松井証券などの平幹事ももれなく申し込むつもりです。