SGホールディングス(9143)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の11月27日からスタートします。SGホールディングスIPOは、佐川急便を傘下に持つことで注目されていて話題性も抜群です。

ただ、SGホールディングスIPOは今年一番の規模(吸収金額1,245億円:国内871億円)にもかかわらず、4社同時上場なので、資金分散の影響が気になりますね。

しかし、個人的には今年最後のお祭りなので、多少のリスクは承知で参加したいと考えています。

SGホールディングス

SGホールディングス(東証1部IPO)IPOの基本情報

銘柄名SGホールディングス
コード9143
主幹事証券大和証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
幹事証券(委託含む)SMBC日興証券
みずほ証券
野村證券
カブドットコム証券
ライブスター証券
上場日12月13日
仮条件決定日11月24日(1,540円~1,620円に決定)
ブックビルディング期間11月27日から12月1日まで
公開価格決定日12月4日(1,620円に決定)
申込期間12月5日から12月8日まで
公募0株
売出し71,582,900株
(国内:47,950,300株
海外:23,632,600株)
OA7,192,500株
吸収金額1,245億円
想定価格1,580円
初値価格1,900円

SGホールディングスIPOの事業内容

SGホールディングスグループは、純粋持株会社であるSGホールディングス、連結子会社102社、持分法適用の関連会社9社により構成されており、デリバリー事業ロジスティクス事業不動産事業自動車整備事業などを行っています。

SGホールディングス

中でも、SGホールディングスグループの中核会社である佐川急便は、もはや説明不要だと思いますが、宅配便事業を中心としたドアツードアのデリバリーサービスを展開しています。また、グループ各社と連携し、物流のトータルソリューションを提供しています。

SGホールディングスIPOの業績

SGホールディングスの業績

(※画像クリックで拡大)

SGホールディングスIPOの業績は安定していて問題なさそうです。宅配業界は、インターネット通販による荷物量の増加と人手不足からコストの増加が懸念されます。

ただ、今後も需要の拡大が見込めるため、作業の効率化や値上げなどによって、どこまで採算を改善出来るかがポイントになりますね。

SGホールディングスのIPO評価

佐川急便を傘下に持つSGホールディングスは知名度が高く、個人投資家の注目度も非常に高いと思います。

しかし、SGホールディングスは4社同時上場で、吸収金額も想定価格ベースで1,245億円(国内:871億円)と大きいため、需給面は厳しいと言わざるを得ません。

よって、SGホールディングスのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。SGホールディングスIPOは、規模が大きいだけにリスクもあります。ただ、注目度や期待度の高さから、郵政グループやJR九州のように、初値は公開価格を多少上回ると予想しています。

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SGホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

SGホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ全力で臨む予定です。SGホールディングスIPOは、規模が大きいだけに当選枚数も多いので、複数当選を狙っています。

特に、超大型のIPOで相性の良い主幹事の三菱UFJモルガン・スタンレー証券は期待大です。また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券と同グループのカブドットコム証券が穴場になるかもしれません。

SGホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
大和証券 (主幹事)BB参加
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 (主幹事)BB参加
SMBC日興証券BB参加
みずほ証券BB参加
野村證券BB参加
カブドットコム証券BB参加

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