シノケンリート投資法人IPOのBBスタンスとIPO評価！今年初のリートIPO

シノケンリート投資法人（2996）IPOのBB（ブックビルディング）が明日（2月18日）から始まります。

シノケンリート投資法人は日本初の東京23区限定住宅特化型Jリートで、今年初のリートIPOになります。

※上場中止になりました！

シノケンリート投資法人（東証リートIPO）のIPO基本情報

銘柄名	シノケンリート投資法人 上場中止
コード	2996
主幹事証券	大和証券
幹事証券（委託含む）	SBI証券 みずほ証券
上場日	3月8日
仮条件決定日	2月17日
ブックビルディング期間	2月18日から2月25日
公開価格決定日	2月28日
申込期間	3月1日から3月4日まで
公募	123,476口
売出し	0口
OA	6,174口
吸収金額	129.7億円
時価総額	147.5億円
想定価格	100,000円
初値価格	上場中止

シノケンリート投資法人IPOの事業内容

シノケンリート投資法人は東京23区の賃貸住宅へ限定して投資し、安定性を最重要視した住宅特化型リートです。

シノケンリート投資法人は比較的小規模な学生・若手社会人向け賃貸住宅「ミニレジ」と、比較的大規模な社会人向け賃貸住宅「レジデンス」へバランスよく投資しています。

シノケンリート投資法人はスポンサーの「シノケングループ（8909）」から優先交渉権の付与を受けると共に、これまで培ってきた経験・実績に裏付けされた運営ノウハウ等の提供等を受けながら、スポンサーグループと共に持続的成長を目指しています。

（※画像クリックで拡大）

シノケンリート投資法人IPOのポートフォリオ概要

IPOによる手取金の使途

1. 本投資法人が取得を予定する不動産の取得資金の一部に充当

シノケンリート投資法人IPOの鑑定NOI利回り比率（取得（予定）価格ベース）

（※画像クリックで拡大）

シノケンリート投資法人のIPO評価

シノケンリート投資法人はリートIPOなので、規模（吸収金額129.7億円）はどちらかと言えば小さめです。しかし、それでも今の地合いでは大きく感じてしまいます。

また、23区に特化している点は安定性を感じますが、リートIPOで重要視されるスポンサー力はやや物足りない印象です。

よって、シノケンリート投資法人のIPO評価はDが妥当だと考えています。シノケンリート投資法人IPOは公開価格を目途に初値形成すると予想していますが、公開価格を割れる可能性もありそうです。

※REIT（リート）IPOは通常のIPOと異なりますので、初心者の方は注意して下さい。

REIT（リート）IPOとは？

REIT（Real Estate Investment Trust）とは、不動産投資信託（不動産に投資をする投資信託）の略称です。REIT（リート）は、投資家から集めた資金で不動産に投資し、賃貸や売却などによって得られた利益を投資家に分配する仕組みになっています。REIT（リート）の投資対象は、オフィスビル、物流施設、商業施設、ホテルやリゾート、住宅、インフラ施設などで、銘柄によって投資対象は異なります。そして、このようなREIT（リート）が新規上場することをREIT（リート）IPOと呼びます。ちなみに、2016年8月5日現在までに新規上場したREIT...

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シノケンリート投資法人IPOのBB（ブックビルディング）スタンス

シノケンリート投資法人IPOのBB（ブックビルディング）は今のところ見送るつもりです。ただ、SBI証券はIPOチャレンジポイント狙いで申し込む予定です。

シノケンリート投資法人IPOのBB（ブックビルディング）スタンス

大和証券 （主幹事）	BB不参加
SBI証券	BB参加
みずほ証券	BB不参加

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