ツクルバ(2978)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の7月16日から開始されます。ツクルバは規模の大きさが気になりますが、不動産テックというテーマ性で注目されているようです。
また、ツクルバは7月最後のIPOで、次に新規上場するステムリム(4599)と間隔が空いていることもプラスに働きそうですね。
ツクルバ(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ツクルバ |
コード | 2978 |
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券(委託含む) | みずほ証券 いちよし証券 SBI証券 マネックス証券 楽天証券 |
上場日 | 7月31日 |
仮条件決定日 | 7月12日(1,900円~2,050円に決定) |
ブックビルディング期間 | 7月16日から7月22日まで |
公開価格決定日 | 7月23日(2,050円に決定) |
申込期間 | 7月24日から7月29日まで |
公募 | 535,000株 |
売出し | 1,380,000株 |
OA | 287,200株 |
吸収金額 | 45.1億円 |
時価総額 | 191.3億円 |
想定価格 | 2,050円→公開価格:2,050円 |
初値価格 | 初値決定後に追記 |
ツクルバIPOの事業内容
ツクルバは、「デザイン×ビジネス×テクノロジー」の融合により、これまで生み出せなかった価値を社会に届けていくことを目指しながら、cowcamo(カウカモ)事業とシェアードワークプレイス事業を展開しています。
cowcamo(カウカモ)事業では、リノベーション・中古住宅流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」を通じた物件情報と顧客マッチング(メディアサービス)および買主・売主の物件仲介(エージェントサービス)を行っています。
シェアードワークプレイス事業では、ワークスペースのシェアリングサービスを中心に事業展開しており、個人事業主やクリエイターなどを主な顧客としたコワーキングスペース「co-ba(コーバ)」と、成長中のスタートアップ向けに企業の成長や変化に合わせて柔軟にオフィススペースをレンタルできる「HEYSHA(ヘイシャ)」の2つのサービスを提供しています。
ツクルバIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
ツクルバIPOの売上は理想的な右肩上がりで、利益も大幅赤字から一気に黒字転換しているため、今後の成長性が期待できそうです。
ツクルバのIPO評価
ツクルバは規模(45.1億円)が大きめで、売出株とVC(ベンチャーキャピタル)の保有株も多い点が気掛かりです。
しかし、ツクルバは不動産テックというテーマ性と業績の良さで関心を集めそうです。
また、シェアードワークプレイス事業は時流に乗ったサブスクリプション(定額制)型のモデルを採用していることでも注目されそうです。
よって、ツクルバのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。ツクルバIPOは、公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想しています。
ツクルバIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ツクルバIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ前向きに参加するつもりです。主幹事の大和証券だけでなく、100%完全抽選のマネックス証券と楽天証券、落選してもIPOチャレンジポイントが貰えるSBI証券など、全ての幹事証券に申し込もうと思います。
大和証券 (主幹事) | BB参加 |
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みずほ証券 | BB参加 |
いちよし証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
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