ヴィス(5071)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の3月9日からスタートします。

ヴィスは、3月17日に新規上場するドラフトと同様に、空間デザイン事業を展開していることで関心を集めているようです。

また、ヴィスはIPOラッシュ終盤での新規上場になりますが、単独上場なのでスケジュールにも恵まれている方だと思います。

ヴィス

ヴィス(東証マザーズIPO)のIPO基本情報

銘柄名ヴィス
コード5071(建設業)
主幹事証券大和証券
幹事証券(委託含む)みずほ証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
SBI証券
エース証券
SMBC日興証券
マネックス証券
岩井コスモ証券
auカブコム証券
上場日3月25日
仮条件決定日3月5日(820円~900円に決定)
ブックビルディング期間3月9日から3月13日まで
公開価格決定日3月16日(820円に決定)
申込期間3月17日から3月23日まで
公募1,300,000株
売出し650,000株
OA292,500株
吸収金額18.4億円
時価総額66.8億円
想定価格820円→公開価格:820円
初値価格754円

ヴィスIPOの事業内容

ヴィスは、オフィス空間のデザインの提供を柱として、企業ロゴや会社案内といった印刷物等のグラフィックデザインや、企業のコーポレートサイトといったWEBデザイン等も併せて提供することで顧客の企業価値の向上を図るデザイナーズオフィス事業を行っています。

ちなみに、デザイナーズオフィスとは、一般的な従来のオフィス空間(部署ごとに規則正しく机や什器などが並んでいる)とは違い、デザイナー自身が企業のスタイルに合わせ、自由な発想のもと機能性・効率性を追求したオフィスです。

ヴィスは、5,000件を超えるデザイナーズオフィスの累計受注件数を誇っており、日本経済新聞社と一般社団法人ニューオフィス推進協会が共同で主催する「日経ニューオフィス賞」において、ニューオフィス奨励賞、特別賞、アクティブ賞など多種に渡る賞を受賞しています。

ヴィスIPOのプロジェクト実績

ヴィスのプロジェクト実績

また、ヴィスは現在の事業の柱であるデザイナーズオフィス事業に加えて、新規事業としてVISビル事業の立ち上げを計画しています。

VISビル事業では、スタートアップ企業向けのテナント賃貸やレンタルオフィス、テレワーカーやフリーランスのワーカー向けのコワーキングスペースを提供する予定です。

ヴィスの事業系統図

(※画像クリックで拡大)

IPOによる手取金の使途

  1. VISビル事業の新築建物建設費用等に関する設備資金
  2. 業務関連システムの導入費用
  3. 借入金返済資金に充当

ヴィスIPOの業績

ヴィスの業績

(※画像クリックで拡大)

ヴィスIPOの業績は右肩上がりで伸びていて、概ね好調そうですね。

ヴィスのIPO評価

ヴィスは、幸いにもマザーズへの単独上場になりますが、やや規模(吸収金額18.4億円)があり、IPOラッシュ終盤でもあるので、買い疲れの影響を受ける可能性はあります。

ただ、ヴィスは流行りの空間デザイン事業を手掛けており、働き方改革というテーマ性でも注目されそうです。

よって、ヴィスのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。ヴィスIPOは、公開価格をある程度上回ったところで初値形成すると予想しています。

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ヴィスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

ヴィスIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ前向きに参加する予定です。主幹事の大和証券をはじめ、SMBC日興証券マネックス証券などの平幹事もなるべく申し込むつもりです。

ヴィスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
大和証券 (主幹事)BB参加
みずほ証券BB参加
三菱UFJモルガン・スタンレー証券BB参加
SBI証券BB参加
エース証券口座なし
SMBC日興証券BB参加
マネックス証券BB参加
岩井コスモ証券BB参加
auカブコム証券BB参加

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