ペルセウスプロテオミクス(4882)IPOのBB(ブックビルディング)が、今週の3月5日から開始されます。

※上場中止になりました!

ペルセウスプロテオミクスは、IPOで不人気な赤字のバイオベンチャーということで警戒されているようです。

また、ペルセウスプロテオミクスはリバーホールディングスとの同時上場という点もマイナス要素ですね。

ペルセウスプロテオミクス

ペルセウスプロテオミクス(東証マザーズIPO)のIPO基本情報

銘柄名ペルセウスプロテオミクス
コード4882(医薬品)
主幹事証券みずほ証券
幹事証券(委託含む)SMBC日興証券
SBI証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
エース証券
いちよし証券
auカブコム証券
上場日3月24日上場中止
仮条件決定日3月3日(540円~600円に決定)
ブックビルディング期間3月5日から3月11日まで
公開価格決定日3月12日
申込期間3月13日から3月18日まで
公募2,970,000株→1,575,000株
売出し0株
OA445,500株→236,000株
吸収金額32.8億円
時価総額87.5億円→74.1億円
想定価格960円
初値価格上場中止

SMBC日興証券 オンライントレード

ペルセウスプロテオミクスIPOの事業内容

ペルセウスプロテオミクスは、東京大学先端科学技術研究センターの先端技術と、多彩な研究ネットワークを基盤として設立され、新規の抗体を創生する事で、がん及びその他疾患の治療用医薬品の研究開発、及び関連業務を行っています。

ペルセウスプロテオミクスは、これまでに創出したがん治療用抗体のうち、肝臓がんを標的とする抗体及び固形がんを標的とするRI標識抗体を、それぞれ中外製薬株式会社及び富士フイルム株式会社に導出し、現在、導出先により臨床試験が行われています。

また、ペルセウスプロテオミクスは難治性固形がんを標的とした薬物結合抗体(ADC)等数々のがん治療用抗体の研究・開発も進めています。

ペルセウスプロテオミクスIPOの創薬パイプライン

ペルセウスプロテオミクスの創薬パイプライン

(※画像クリックで拡大)

さらに、ペルセウスプロテオミクスはこれまでに抗体医薬品や研究用試薬の創出を通じて培ってきた技術や経験を活かした抗体研究支援抗体・試薬販売も行っています。

IPOによる手取金の使途

  1. PPMX-T003の研究開発費用(第Ⅰ相試験及び第Ⅱ相試験)
  2. 抗体医薬品の新規パイプラインの研究開発費用
  3. 事業開発及び運転資金の事業運営経費

ペルセウスプロテオミクスIPOの業績

ペルセウスプロテオミクスの業績

(※画像クリックで拡大)

ペルセウスプロテオミクスIPOの業績は、バイオベンチャーらしく真っ赤っかですね。

赤字のIPO企業にかぎって、目論見書で業績をグラフ化しない傾向が見受けられますが、個人的にはますます印象が悪くなります。

ペルセウスプロテオミクスのIPO評価

ペルセウスプロテオミクスは、IPOで不人気な赤字のバイオというだけでなく、リバーホールディングスとの同時上場でもあるので、需給面にかなり不安があります。

がんの治療薬には社会的意義があり、売出株ゼロの公募株のみで規模(吸収金額32.8億円)もバイオとしては大きいというほどではありませんが、それでも全般的に見て厳しそうな感じです。

よって、ペルセウスプロテオミクスのIPO評価は、Dが妥当だと考えています。ペルセウスプロテオミクスIPOは、初値が公開価格を割れる可能性もあると予想しています。

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ペルセウスプロテオミクスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

ペルセウスプロテオミクスIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ検討中です。ただし、SBI証券だけはIPOチャレンジポイント狙いで参加するつもりです。

ペルセウスプロテオミクスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
みずほ証券 (主幹事)BB検討中
SMBC日興証券BB検討中
SBI証券BB参加
三菱UFJモルガン・スタンレー証券BB検討中
エース証券口座なし
いちよし証券BB検討中
auカブコム証券BB検討中

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