揚羽(9330)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌月の9月4日から開始されます。

揚羽(AGEHA)はブランディングにおけるコンサルテーション、クリエイティブ、ソリューションまで一気通貫で支援しています。

揚羽はIPOラッシュ序盤での単独上場なので、スケジュールには恵まれていますね。

揚羽IPOのBBスタンスとIPO評価

揚羽(東証グロースIPO)のIPO基本情報

銘柄名揚羽
コード9330(サービス業)
主幹事証券岡三証券
幹事証券(委託含む)野村證券
SBI証券
SMBC日興証券
楽天証券
マネックス証券
松井証券
あかつき証券
岡三オンライン
SBIネオトレード証券
上場日9月21日
仮条件決定日8月31日(1,340円~1,400円に決定)
ブックビルディング期間9月4日から9月8日
公開価格決定日9月11日(1,400円に決定)
申込期間9月12日から9月15日まで
公募350,000株
売出し100,000株
OA67,500株
吸収金額7.2億円
時価総額18.8億円
想定価格1,390円→公開価格:1,400円
初値価格1,490円

SMBC日興証券 オンライントレード

揚羽IPOの事業内容

揚羽はリクルーティング支援、コーポレート支援の各領域にて幅広くサービスを展開し、一般的な商品のブランディングではなく、HR(人的資源)に立脚した企業そのもののブランディングからクリエイティブ制作、WEBマーケティングまでワンストップで提供しています。

揚羽の事業内容

揚羽は人的資本経営に特化したブランディングを提供しており、HR(人的資源)を起点とした全方位型のブランディング支援が可能となります。

揚羽のブランディング支援

揚羽は大手企業から中小・ベンチャー企業まで、800社を超える企業のブランディングの支援を行っています。

取引先企業一例

AGEHAの取引先企業一例

ちなみに、社名の「揚羽」は戦国武将の織田信長が天下布武の旗印を掲げる前の若かりし頃に使っていた紋章である揚羽蝶に由来していて、信長同様に「古い常識にとらわれず、新しい考えを積極的に取り入れて、大大名に勝ち、天下を狙う」という想いが込められています。

揚羽の事業系統図

揚羽の事業系統図

IPOによる手取金の使途

  1. デザインや映像編集として利用する自社利用のパソコンの取得資金
  2. 業務効率化のための基幹システム更新資金
  3. 事業拡大を目的として、ブランディング事業の成長に必要な営業、マーケティング、制作部門の人材強化のための人件費
  4. 新規顧客獲得のための広告宣伝費
  5. 借入金の返済資金

揚羽IPOの業績

揚羽の業績

(※画像クリックで拡大)

揚羽IPOの売上は横這いで、利益もコロナの影響でバラついており、全体的にはやや成長に欠ける感じですね。

揚羽のIPO評価

揚羽はグロース市場への単独上場で、規模(吸収金額7.2億円)も小さため、需給面は良好だと思います。

また、揚羽はVC(ベンチャーキャピタル)の保有株が見当たらないのもプラス要素です。

ただ、ブランディング事業はIPOで人気とは言えず、業績もやや成長に欠ける印象です。

よって、揚羽のIPO評価はCが妥当だと考えています。揚羽IPOは公開価格をある程度上回ったところで初値形成すると予想しています。

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揚羽IPOの初値予想

揚羽IPOの初値予想は、仮条件決定後(8月31日以降)に追記させていただきます。

1,800円 (想定価格比:+410円)

(※大手予想会社の初値予想:2,800円~3,200円)

揚羽IPOのBB(ブックビルディング)スタンス

揚羽IPOのBB(ブックビルディング)は前向きに参加するつもりです。主幹事の岡三証券だけでなく、SMBC日興証券マネックス証券などの平幹事も申し込むつもりです。

揚羽IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
岡三証券 (主幹事)BB参加
野村證券BB参加
SBI証券BB参加
SMBC日興証券BB参加
楽天証券BB参加
マネックス証券BB参加
松井証券BB参加
あかつき証券口座なし
岡三オンラインBB不参加


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