アカツキ(3932)IPOの仮条件が決定しました。アカツキIPOは、6社同時上場(3月18日)の前日(3月17日)に東証マザーズ市場へ新規上場予定です。
アカツキIPOのBB(ブックビルディング)は、来月の3月1日から(3月7日まで)スタートします。3月のIPOは過密スケジュールになっているので、BB(ブックビルディング)忘れや資金繰りに気を付けなければいけないですね。
アカツキIPOの仮条件
1,800円~1,930円
アカツキIPOの仮条件は、想定価格1,930円を上限とした穏当な設定になっています。アカツキIPOは仮条件から多少弱気に見えますが、想定内といった印象です。
また、アカツキIPOは翌日に6社同時上場が控えている事や、吸収金額73.2億円(想定価格ベース)が大きいことを考えると、控えめな仮条件になるのも頷けます。
アカツキIPOの初値予想
2,030円 (想定価格比:+100円)
(※大手予想会社の初値予想第一弾:2,000円~2,100円)
(※大手予想会社の初値予想第二弾:2,000円~2,200円)
(※大手予想会社の初値予想第三弾:1,930円~2,130円)
アカツキ(Akatsuki)は、ゲーム関連企業として業績も好調で一定の評価を得そうですが、ゲーム関連株自体に一時の勢いは感じられません。また、アカツキは何と言っても吸収金額73.2億円(想定価格ベース)という規模の大きさが不安材料です。
さらに、アカツキはVC(ベンチャーキャピタル)の保有株818,100株(上場時発行済株数の6.1%)も目に付き、ある程度の売り圧力が想定されることから、それほど初値が伸びない気がします。
アカツキは総合的に見て、初値が公募価格を上回る可能性の方が高いとは思いますが、無理して攻めるほどでもないというのが正直なところです。
アカツキIPOの幹事証券会社
主幹事証券 | 野村証券 | 幹事証券 | 大和証券 みずほ証券 いちよし証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SMBC日興証券 岩井コスモ証券 SBI証券 マネックス証券 カブドットコム証券 (委託) |
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また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が引き受けるIPO(新規公開株)に次々と委託幹事入りしているカブドットコム証券も要チェックです。