BTM(5247)IPOのBB(ブックビルディング)が、今週末の12月9日からスタートします。
BTMは地方創生をテーマにDX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進する事業を展開しています。
BTMはELEMENTSとの同時上場になりますが、どちらも小型なので影響は小さそうですね。
BTM(東証グロースIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | BTM |
コード | 5247(情報・通信業) |
主幹事証券 | 岡三証券 |
幹事証券(委託含む) | SMBC日興証券 SBI証券 東海東京証券 東洋証券 岩井コスモ証券 極東証券 Jトラストグローバル証券 松井証券 マネックス証券 水戸証券 楽天証券 岡三オンライン DMM.com証券 |
上場日 | 12月27日 |
仮条件決定日 | 12月7日(1,350円~1,500円に決定) |
ブックビルディング期間 | 12月9日から12月15日 |
公開価格決定日 | 12月16日(1,500円に決定) |
申込期間 | 12月19日から12月22日まで |
公募 | 145,000株 |
売出し | 156,400株 |
OA | 45,200株 |
吸収金額 | 4.7億円 |
時価総額 | 17.9億円 |
想定価格 | 1,350円→公開価格:1,500円 |
初値価格 | 2,118円 |
BTM(5247)IPOの事業内容
BTMは、DXに係る人的リソースの提供に主眼を置いたITエンジニアリングサービスと、DX推進に向けたコンサルティングや開発成果そのものの提供に主眼を置いたDXソリューションサービスの2種類のサービスを提供しています。
ITエンジニアリングサービスでは、顧客企業のシステム開発案件において人的リソース(エンジニア)が不足している場合に、最適な人材を見繕って提供しています。
BTMでは自社エンジニアに加え、全国の外部協力企業やフリーランスのエンジニアをネットワーク化しており、幅広い顧客ニーズに対応可能な体制を整えています。
DXソリューションサービスでは、コンサルティングをはじめシステムやITインフラの設計・構築・運用を一気通貫で支援するインテグレーションサービスと、各クラウドサービスの販売・導入支援を行うイントロダクションサービス、またその後の運用・保守・サポートを支援するメンテナンスサービスを提供しています。
BTMは全国に支社やラボを開設しており、これらを介して地方人材を活用しています。
BTM(5247)IPOの事業系統図
(※画像クリックで拡大)
IPOによる手取金の使途
- 人材採用費
- 新規拠点開設
- 借入金返済
BTM(5247)IPOの業績
(※画像クリックで拡大)
BTMの売上は概ね堅調に推移しています。また、利益もコロナの影響で赤字に転落後、回復してきているようです。
BTMのIPO評価
BTMはELEMENTSとの同時上場になりますが、規模(吸収金額4.7億円)が小さいので、それでも需給面で関心を集めると思います。
また、BTMは地方創生という国策とマッチした事業を展開していて、DXというテーマ性もあるため、事業面でもそれなりに注目されそうです。
よって、BTMのIPO評価はBが妥当だと考えています。BTMは公開価格の1.5倍を目途に初値形成すると予想しています。
BTM(5247)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
BTM(5247)IPOのBB(ブックビルディング)は積極的に参加するつもりです。
主幹事の岡三証券をはじめ、SMBC日興証券やマネックス証券などの平幹事ももれなく申し込む予定です。
岡三証券 (主幹事) | BB参加 |
---|---|
SMBC日興証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
東海東京証券 | BB参加 |
東洋証券 | ネット口座での取扱いなし |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
極東証券 | 口座なし |
Jトラストグローバル証券 | BB参加 |
松井証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
水戸証券 | 口座なし |
楽天証券 | BB参加 |
岡三オンライン | BB不参加 |
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