ダイワ通信(7116)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の12月9日から開始されます。

ダイワ通信はスマートフォン販売などのモバイル事業をベースに、防犯カメラや監視カメラなどのセキュリティ事業に注力しています。

ダイワ通信はIPOラッシュ終盤での3社同時上場になるので、資金分散や買い疲れの影響が気掛かりですね。

ダイワ通信

ダイワ通信(東証スタンダードIPO)のIPO基本情報

銘柄名ダイワ通信
コード7116(卸売業)
主幹事証券みずほ証券
幹事証券(委託含む)野村證券
大和証券
今村証券
SBI証券
マネックス証券
上場日12月26日
仮条件決定日12月7日(1,600円~1,700円に決定)
ブックビルディング期間12月9日から12月15日
公開価格決定日12月16日(1,700円に決定)
申込期間12月19日から12月22日まで
公募0株
売出し708,600株
OA106,200株
吸収金額13.8億円
時価総額45.7億円
想定価格1,690円→公開価格:1,700円
初値価格1,620円

マネックス証券

ダイワ通信IPOの事業内容

ダイワ通信は、継続的な手数料収入を得るモバイル事業(ソフトバンク株式会社の一次代理店として移動体通信機器等の販売)と、成長戦略であるセキュリティ事業(防犯・監視カメラ等の販売及び監視カメラシステムの施工、保守等)の2つの事業を展開しています。

ダイワ通信の事業構造

セキュリティ事業では、防犯・監視カメラ及びカメラシステムの販売・施工を、大手販売取引先及び認定パートナーを活用して行っています。

ダイワ通信は、防犯・監視カメラを国内外のメーカーから調達できる体制の特長をもち、また、多品種の機器から顧客ニーズにマッチしたカメラシステムを立案できる強みをもっています。

ダイワ通信のセキュリティ事業

モバイル事業では、携帯通信キャリアから委託を受け、一次代理店として携帯電話の販売を目的とした店舗運営及び法人顧客を対象とした法人サービスの業務を行っています。

ダイワ通信のモバイル事業は、創業当時から26年続く実績があり、現在ではソフトバンク株式会社との代理店委託契約により北陸地区に10店舗のソフトバンクショップを展開し、その店舗運営を行っています。

ダイワ通信のモバイル事業

また、ダイワ通信はスマートフォン、タブレット、フィーチャーフォン、モバイルWi-Fiルーターや各種アクセサリー(ガラスフィルムやカバーケース等)の販売と合わせ、通信・通話の契約プランのソリューションも実施しています。

ダイワ通信は、防犯・監視カメラの販売で培った顧客ニーズの知識を活用して、新商品及びサービスの企画・販売も行っています。

ダイワ通信の新サービス

ダイワ通信はその他に、これからの買い物体験を変える「AIスマートストア(Face Free~Motte ke!)」の実用化に向け、実証実験に取り組んでいます。

ダイワ通信のFace Free~Motte ke!

ダイワ通信IPOの事業系統図

ダイワ通信の事業系統図

ダイワ通信IPOの業績

ダイワ通信の業績

(※画像クリックで拡大)

ダイワ通信IPOの業績は、「FACE FOUR」(AI温度測定機能付顔認証デバイス)がコロナ過において売上に大きく貢献したため、2021年3月期においては大幅な増収増益となっています。

ダイワ通信のIPO評価

ダイワ通信の規模(吸収金額13.8億円)はどちらかと言えば小さめですが、3社同時上場というだけでなく、公募株ゼロの売出株のみなので、それでも需給面が良好とは言えません。

また、ホームページにはAIやIoTといったIPO向きのキーワードが散りばめられていますが、結局のところは東証スタンダード市場の卸売セクターなので、あまり注目されないかもしれません。

よって、ダイワ通信のIPO評価はCが妥当だと考えています。ダイワ通信IPOは公開価格を目途に初値形成すると予想しています。

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ダイワ通信IPOのBB(ブックビルディング)スタンス

ダイワ通信IPOのBB(ブックビルディング)は検討中です。ただ、SBI証券は抽選に外れてもIPOチャレンジポイントが貰えるので、必ず申し込むつもりです。

ダイワ通信IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
みずほ証券 (主幹事)BB検討中
野村證券BB検討中
大和証券BB検討中
今村証券口座なし
SBI証券BB参加
マネックス証券BB検討中


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