キャンディル(1446)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の6月19日から開始されます。7月のIPOは、今のところキャンディルを含めて3銘柄しか新規承認されていないので、それなりの関心を集めると思います。
建設業はIPOで人気になりにくい印象ですが、それほど規模は大きくなく、次に新規上場するMTGとも間隔が空いているため、需給面でも注目されそうです。
キャンディル(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | キャンディル |
コード | 1446 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 みずほ証券 SMBC日興証券 いちよし証券 岡三証券 岡三オンライン証券 |
上場日 | 7月5日 |
仮条件決定日 | 6月15日(1,160円~1,180円に決定) |
ブックビルディング期間 | 6月19日から6月25日まで |
公開価格決定日 | 6月26日(1,180円に決定) |
申込期間 | 6月27日から7月2日まで |
公募 | 200,000株 |
売出し | 950,000株 |
OA | 172,500株 |
吸収金額 | 15.3億円 |
時価総額 | 58億円 |
想定価格 | 1,160円→公開価格:1,180円 |
初値価格 | 1,800円 |
キャンディルIPOの事業内容
キャンディルは、「革新創造」を社是とし、「世界に誇れる独創的建物サービスで社会と感動を分かち合う」という理念のもと、建築サービス関連事業を主たる事業として行っています。
建築サービス関連事業としては、リペアサービス、住環境向け建築サービス、商環境向け建築サービス、商材販売の4つのサービスを提供しています。
キャンディルは全国35都市・58拠点のサービス網を構築し、全国で均一なサービス品質を提供するための技術研修プログラムを実施し、新しい住宅循環システムを支えるための住宅ライフサイクル全体をワンストップでカバーしています。
キャンディルIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
キャンディルIPOの業績は急激に伸びていて好調そうですね。
キャンディルのIPO評価
キャンディルは、マザーズ市場への単独上場で、規模(吸収金額15.3億円)もさほど大きくないため、そこそこの人気を集めると思います。
また、建築事業はIPOで人気とは言えませんが、リペア(修復)やアフター点検などのメンテナンスサービスは今後も需要が見込めて、業績も好調に推移していることから、一定の評価を得られそうです。
よって、キャンディルのIPO評価は、Aが妥当だと考えています。キャンディルIPOは、公開価格の2倍前後の高い初値が付くと予想しています。
キャンディルIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
キャンディルIPOのBB(ブックビルディング)は、当然ながら全力で申し込む予定です。主幹事の野村證券はもとより、SMBC日興証券や岡三オンライン証券などの平幹事も全て申し込むつもりです。
野村證券 (主幹事) | BB参加 |
---|---|
SBI証券 | BB参加 |
みずほ証券 | BB参加 |
SMBC日興証券 | BB参加 |
いちよし証券 | BB参加 |
岡三証券 | BB参加 |
岡三オンライン証券 | BB参加 |
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