サーキュレーション(7379)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の7月7日から開始されます。
サーキュレーションは、プロ人材の経験・知見を活用して経営課題の解決を支援する「プロシェアリングコンサルティング」サービスなどを提供しています。
サーキュレーションはやや規模があるので、上場日までに地合いが少しでも回復していてほしいですね。
サーキュレーション(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | サーキュレーション |
コード | 7379(サービス業) |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券(委託含む) | 大和証券 野村證券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SBI証券 岡三証券 いちよし証券 東海東京証券 岩井コスモ証券 楽天証券 岡三オンライン証券 マネックス証券 auカブコム証券 |
上場日 | 7月27日 |
仮条件決定日 | 7月5日(1,610円~1,810円に決定) |
ブックビルディング期間 | 7月7日から7月13日 |
公開価格決定日 | 7月14日(1,810円に決定) |
申込期間 | 7月15日から7月20日まで |
公募 | 1,020,000株 |
売出し | 1,104,000株 |
OA | 318,600株 |
吸収金額 | 39.3億円 |
時価総額 | 131.3億円 |
想定価格 | 1,610円→公開価格:1,810円 |
初値価格 | 3,205円 |
サーキュレーションIPOの事業内容
サーキュレーションは、主に中小・ベンチャー企業の経営者や大企業の経営者・役員層向けに、プロ人材を活用した経営課題解決支援サービス「プロシェアリングコンサルティング」を展開しています。
また、サーキュレーションは時間・場所の制約に埋もれていた優秀なエンジニアやデザイナーを掘り起こし、企業の必要に応じてフレキシブルに活用するCTO経験者・エンジニア・デザイナー支援サービス「FLEXY(フレキシー)」も提供しています。
さらに、サーキュレーションは新規事業起ち上げ支援サービス「Open Idea(オープンアイデア)」と事業承継支援サービス「人が繋ぐ事業承継」も行っています。
サーキュレーションIPOの事業系統図
(※画像クリックで拡大)
サーキュレーションには、高い専門性を保有するプロ人材が17,116名(2021年4月末時点)登録しています。
また、サーキュレーションは新規事業開発、人事制度設計、営業強化、マーケティング支援、IPO支援、DX推進、テレワーク推進、エンジニアリング、デザイン、事業承継等、あらゆる経営テーマを取り扱っているため、顧客企業の様々な経営課題に対応することが可能となっています。
IPOによる手取金の使途
- 主にプロシェアリング本部のコンサルタント採用、コーポレート部門のスタッフ採用に係る費用(人材採用費、人件費)
- 当社の認知度向上を目的としたマーケティング費
- 現在開発を進めております「フリーランスマネジメントシステム」の開発費用
- 残額を借入金の返済に充当
サーキュレーションIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
サーキュレーションIPOの売上は綺麗な右肩上がりで、利益も前期が先行投資費用の増加で赤字になっていますが、今期は急激に伸びそうなので、今後に期待できそうです。
サーキュレーションのIPO評価
サーキュレーションは、それなりの規模(吸収金額39.3億円)ですが、直近のランドネットから約1週間空けての単独上場で、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株もないため、需給面は悪くないと思います。
また、高い専門性を持つプロ人材を活用した「プロシェアリング」によるコンサル事業は独自性があるため、事業面でも関心を集めそうです。
よって、サーキュレーションのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。サーキュレーションIPOは、公開価格をしっかりと上回ったところで初値形成すると予想しています。
サーキュレーションIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
サーキュレーションIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ積極的に参加する予定です。
主幹事のみずほ証券だけでなく、SBI証券やマネックス証券などの平幹事にも申し込むつもりです。
みずほ証券 (主幹事) | BB参加 |
---|---|
大和証券 | BB参加 |
野村證券 | BB参加 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
岡三証券 | BB参加 |
いちよし証券 | BB参加 |
東海東京証券 | BB参加 |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
岡三オンライン証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
auカブコム証券 | BB参加 |
管理人が利用しているIPOにオススメの証券会社