ランドネット(2991)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の7月6日から始まります。ランドネットは不動産の資産運用コンサルティングを行う総合不動産商社です。
ランドネットは、7月に新規上場するIPOの中で一番の値がさなので、地合いが良ければそれなりの利益を得られるかもしれませんね。
ランドネット(ジャスダックIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ランドネット |
コード | 2991(不動産業) |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 野村證券 楽天証券 水戸証券 マネックス証券 松井証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 auカブコム証券 |
上場日 | 7月21日 |
仮条件決定日 | 7月5日(3,680円~3,830円に決定) |
ブックビルディング期間 | 7月6日から7月12日 |
公開価格決定日 | 7月13日(3,830円に決定) |
申込期間 | 7月14日から7月19日まで |
公募 | 284,000株 |
売出し | 73,000株 |
OA | 53,500株 |
吸収金額 | 15.1億円 |
時価総額 | 52.6億円 |
想定価格 | 3,680円→公開価格:3,830円 |
初値価格 | 5,320円 |
ランドネットIPOの事業内容
ランドネットは、中古不動産を自社グループで買い取り、不動産業者や投資家等に販売する不動産売買事業を展開しています。
ランドネットは、自社データベースから市場における不動産の最適な価格を割り出して販売に取り組んでいます。
また、ランドネットは不動産の修繕工事、リノベーションによる部屋の再生、内装工事、ユニットバス・システムキッチンなどの設備類の刷新、間取りの変更なども積極的に不動産購入者に提案しています。
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ランドネットは、不動産賃貸管理事業として不動産売買事業にて販売及び仲介した顧客を含めた不動産所有者から賃貸管理業務を受託しています。
さらに、自社が賃貸管理業務を受託した賃貸用不動産における貸借人の家賃滞納保証も行っています。
ランドネットIPOの事業系統図
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IPOによる手取金の使途
- 販売用不動産の取得費用
- 賃貸収入の獲得を目的とした収益不動産の取得資金
- 業務効率化を目的とした社内基幹システムであるRCP(リアルエステート・クラウド・プラットフォーム)等へのシステム開発投資
- 不動産売買、仲介に係る営業部門の人材、専門性を有した管理部門の人材の増強のための人件費及び人材採用関連費
- 取扱不動産の更なる拡充及び、国内におけるサービス基盤強化の為の支店及び本店造作設備工事資金に関わる設備投資資金
ランドネットIPOの業績
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ランドネットIPOの売上は右肩上がりで伸びていて、利益も概ね堅調に推移しているようです。
ランドネットのIPO評価
ランドネットは、規模(吸収金額15.1億円)がそれほど大きくなく、値がさだけに当選枚数も少なめなので、需給面はまずまずだと思います。
ただ、ランドネットはジャスダックIPOで、不動産関連事業も目新しさに欠けるため、全体的には地味な印象です。
よって、ランドネットのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。ランドネットIPOは、公開価格をある程度上回ったところで初値形成すると予想しています。
ランドネットIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ランドネットIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ前向きに参加するつもりです。主幹事のSMBC日興証券だけでなく、SBI証券やマネックス証券などにも申し込む予定です。
SMBC日興証券 (主幹事) | BB参加 |
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SBI証券 | BB参加 |
野村證券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
水戸証券 | 口座なし |
マネックス証券 | BB参加 |
松井証券 | BB参加 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | BB参加 |
auカブコム証券 | BB参加 |
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