ココルポートIPOのBBスタンスとIPO評価！福祉関連IPO

ココルポート（9346）IPOのBB（ブックビルディング）が、来週の3月14日から開始されます。

ココルポートは障害者総合支援法に基づく障がい福祉サービス事業を展開しています。

ただ、ココルポートはIPOラッシュ最終盤での3社同時上場になるので、資金分散や買い疲れの影響を受けそうですね。

ココルポート（東証グロースIPO）のIPO基本情報

銘柄名	ココルポート
コード	9346（サービス業）
主幹事証券	みずほ証券
幹事証券（委託含む）	野村證券 SBI証券 楽天証券 マネックス証券 松井証券 丸三証券 岩井コスモ証券 岡三証券 水戸証券 岡三オンライン
上場日	3月31日
仮条件決定日	3月13日（3,100円～3,150円に決定）
ブックビルディング期間	3月14日から3月20日
公開価格決定日	3月22日（3,150円に決定）
申込期間	3月23日から3月28日まで
公募	250,000株
売出し	682,800株
OA	139,900株
吸収金額	33.3億円
時価総額	107.1億円
想定価格	3,100円→公開価格：3,150円
初値価格	4,135円

ココルポートIPOの事業内容

ココルポートは指定障害福祉サービス事業として、主たるサービスである「就労移行支援・就労定着支援・指定計画相談支援サービス」と、「自立訓練（生活訓練）サービス」を提供しています。

就労移行支援は、障害のある方が就労に向けたトレーニングを行い、働くために必要な知識やスキルを習得し、就職後も職場に定着できるサポートを行うサービスになっています。

就労定着支援は、一般就労をしている障害のある方が長く職場に定着できるよう、障害のある方との相談を通じて生活面の課題を把握するとともに、企業や関係機関等との連絡調整やそれに伴う課題解決に向けて必要となる支援を行うサービスになっています。

自立訓練（生活訓練）は、障害のある方が自立した日常生活や社会生活が送れるよう、生活能力の維持・向上のための訓練や助言などのサポートを行うサービスになっています。

指定計画相談支援は、障害のある方が自分らしく生活していくために、福祉サービス利用についての相談と目標に合わせた計画を作成するサービスになっています。

ココルポートは、お一人おひとりの障害種別、性別、年齢、状態、個性に応じた支援を行っているため、「個別」で支援することに注力しています。

また、ココルポートは自立を最終目的とした考えに基づき、 指導ではなく「支援」を徹底しています。

ココルポートが提供する訓練メニュー（プログラム）

ココルポートは首都圏（1都3県）を中心に拠点を拡大し、2023年1月31日現在で、就労移行支援事業所を首都圏（1都3県） 54か所、大阪府4か所、愛知県4か所、福岡県2か所、兵庫県2か所の計66か所（就労定着支援事業所は就労移行支援事業所内にて運営しており、2023年1月31日現在で53か所）まで拡大しています。

また、就職者数は累計2,900名以上を輩出し、就労定着率は88.2％となっています。

IPOによる手取金の使途

1. 指定障害福祉サービス事業拡大のための新規事業所開設費
2. IT環境の整備強化費
3. 運転資金（人件費及び人材採用費等）

ココルポートIPOの業績

（※画像クリックで拡大）

ココルポートIPOの業績は右肩上がりで伸びていて好調そうです。

ココルポートのIPO評価

ココルポートは値がさで規模（吸収金額33.3億円）も同時上場する3社の中で一番大きいため、資金分散や買い疲れの影響を受けると思います。

ただ、指定障害福祉サービスは政策とマッチしていて業績も良いため、事業面で関心を集めそうです。

よって、ココルポートのIPO評価はCが妥当だと考えています。ココルポートIPOは公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想しています。

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ココルポートIPOの初値予想

ココルポートIPOのBB（ブックビルディング）スタンス

ココルポートIPOのBB（ブックビルディング）は、今のところそれなりに参加する予定です。主幹事のみずほ証券だけでなく、マネックス証券や松井証券などにも申し込むつもりです。

ココルポートIPOのBB（ブックビルディング）スタンス

みずほ証券 （主幹事）	BB参加
野村證券	BB参加
SBI証券	BB参加
楽天証券	BB参加
マネックス証券	BB参加
松井証券	BB参加
丸三証券	口座なし
岩井コスモ証券	BB検討中
岡三証券	BB不参加
水戸証券	口座なし
岡三オンライン	BB参加

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