ノバシステム(5257)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の3月13日からスタートします。

ノバシステムは金融・保険業界を中心にシステムの設計や開発などのシステムインテグレーション事業を展開しています。

ノバシステムはIPOラッシュ終盤でのビズメイツとの同時上場になります。ただ、ノバシステムは規模が小さいので、それでも何とかなりそうですね。

ノバシステムIPOのBBスタンスとIPO評価

ノバシステム(東証スタンダードIPO)のIPO基本情報

銘柄名ノバシステム
コード5257(情報・通信業)
主幹事証券みずほ証券
幹事証券(委託含む)野村證券
岡三証券
SBI証券
マネックス証券
松井証券
岡三オンライン
上場日3月30日
仮条件決定日3月10日(1,660円~1,700円に決定)
ブックビルディング期間3月13日から3月17日
公開価格決定日3月20日(1,700円に決定)
申込期間3月22日から3月27日まで
公募150,000株
売出し200,000株
OA52,500株
吸収金額6.7億円
時価総額22.4億円
想定価格1,660円→公開価格:1,700円
初値価格2,565円

マネックス証券

ノバシステムIPOの事業内容

ノバシステムはソフトウエア開発事業として、「システムインテグレーション」及び「クラウドサービス」の2つのサービスを提供しています。

システムインテグレーションでは、生命保険会社、損害保険会社、銀行、信託銀行等の金融業界向けを中心とした業務用情報処理システムの開発を行っています。

中でも、生命保険会社及び損害保険会社においては、個人保険商品システム、企業年金システム、共済保険システム、勘定系システム等の開発を手掛け、ニッセイ情報テクノロジー株式会社を筆頭に複数の保険会社におけるシステム開発の実績を有しています。

ノバシステムのシステムインテグレーション

クラウドサービスでは、SaaS型サービスとして飲食店向け店舗運営支援システム「Order Revolution」と、受付業務支援システム「アイウェルコ」を提供しています。

クラウドサービスの飲食店向け店舗運営システム「Order Revolution」と受付業務支援システム「アイウェルコ」は、サブスクリプション型サービスとして提供することで、収益の拡大を図っています。

ノバシステムのクラウド

ノバシステムIPOの事業系統図

ノバシステムの事業系統図

IPOによる手取金の使途

  1. 技術者採用のための求人広告媒体への掲載費、求人イベントへの出展費及びその他採用関連費用を含む求人費
  2. 人材育成のための研修費
  3. 新卒入社社員の人件費
  4. 生産性の向上に資するグループウエアソフト利用料
  5. 技術者増に伴う開発用機器の購入費用

ノバシステムIPOの業績

ノバシステムの業績

(※画像クリックで拡大)

ノバシステムIPOの利益はややバラついていますが、売上は概ね堅調に推移しているようです。

ノバシステムのIPO評価

ノバシステムはIPOラッシュ終盤でのビズメイツとの同時上場ですが、小型(吸収金額6.7億円)でVC(ベンチャーキャピタル)の保有株もないため、それでも需給面で注目されると思います。

また、システムインテグレーションはIPOで根強い人気があるため、事業面でもそれなりの評価を得られそうです。

よって、ノバシステムのIPO評価はBが妥当だと考えています。

ノバシステムIPOは東証スタンダード市場への新規上場なので、やや地味な印象ですが、それでも公開価格の1.5倍前後で初値形成すると予想しています。

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ノバシステムIPOの初値予想

2,500円 (想定価格比:+840円)

(※大手予想会社の初値予想:2,500円~2,900円)

ノバシステムIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

ノバシステムIPOのBB(ブックビルディング)は、もちろん積極的に申し込む予定です。主幹事のみずほ証券はもとより、SBI証券マネックス証券などの平幹事も全て申し込むつもりです。

ノバシステムIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
みずほ証券 (主幹事)BB参加
野村證券BB参加
岡三証券BB参加
SBI証券BB参加
マネックス証券BB参加
松井証券BB参加
岡三オンラインBB参加


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