Enjin(7370)IPOのBB(ブックビルディング)が、来月の6月2日から始まります。Enjinは中小企業や医療機関向けのPR支援サービスを提供している企業です。

Enjinは、IPOラッシュ直前での単独上場なので、スケジュールには恵まれている方ですね。

Enjin

Enjin(東証マザーズIPO)のIPO基本情報

銘柄名Enjin
コード7370(サービス業)
主幹事証券みずほ証券
幹事証券(委託含む)SBI証券
楽天証券
マネックス証券
上場日6月18日
仮条件決定日5月31日(1,300円~1,380円に決定)
ブックビルディング期間6月2日から6月8日
公開価格決定日6月9日(1,380円に決定)
申込期間6月10日から6月15日まで
公募1,000,000株
売出し1,500,000株
OA375,000株
吸収金額39.7億円
時価総額96.6億円
想定価格1,380円公開価格:1,380円
初値価格2,150円

Enjin(エンジン)IPOの事業内容

Enjinは、主に中小・中堅企業、医療機関を対象としたPR支援サービスや、顧客とメディア又は決裁者をつなぐプラットフォームサービスを提供するPR事業を展開しています。

中小・中堅企業や医療機関を対象としたPR支援サービスでは、オウンドメディアである「KENJA GLOBAL」、「覚悟の瞬間」、「Qualitas」等をはじめ、TVや新聞など複数のメディア媒体の中から顧客のニーズに合わせて露出のサポートを行っています。

メディアマッチングサービス「メディチョク」では、メディアとのマッチングをPC・スマートフォン上で行うことができるサービスを提供しています。

決裁者アポイントマッチングサービス「アポチョク」では、BtoB向けサービスを提供する企業や、富裕層ビジネスを展開する企業等を対象にプラットフォームを利用した決裁者と顧客を直接つなぐアポイントマッチングサービスを提供しています。

Enjin(7370)IPOのビジネスモデル

Enjinのビジネスモデル

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Enjinは、顧客が希望するメディアへの露出を獲得した場合にのみ料金が発生する成功報酬型ビジネスと、月額課金型プラットフォームビジネスの2つのモデルを展開しており、収益モデルを複数に分散することで、安定的な収入が得られています。

IPOによる手取金の使途

  1. 業容拡大に伴う人員の増加を計画しており、その採用活動費へ調達資金を充当
  2. 業容拡大に伴う人員の増加を計画しており、営業人員を中心とする人件費に調達資金を充当
  3. 主にPR事業において、さらなる認知度向上による案件獲得機会の増大を目的として、マス広告を含むプロモーションを予定しており、当該広告宣伝費に調達資金を充当

Enjin(エンジン)IPOの業績

Enjinの業績

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Enjinの売上は右肩上がりで伸びており、利益も急激に伸びているので、今後も期待できそうです。

EnjinのIPO評価

Enjinはそれなりの規模(吸収金額39.7億円)ですが、単独上場でVC(ベンチャーキャピタル)の保有株も見当たらないため、需給面はまずまずだと思います。

また、PR支援事業は目新しさに欠けますが、中小企業と医療機関に特化していて、業績も好調に推移しているため、事業面でも一定の評価を得られそうです。

よって、EnjinのIPO評価は、Bが妥当だと考えています。Enjin(7370)IPOは、今のところ公開価格の1.5倍前後で初値形成すると予想しています。

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Enjin(エンジン)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス

Enjin(エンジン)IPOのBB(ブックビルディング)は、全力で申し込むつもりです。主幹事のみずほ証券はもちろんのこと、SBI証券などの平幹事も全て申し込む予定です。

Enjin(エンジン)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
みずほ証券 (主幹事)BB参加
SBI証券BB参加
楽天証券BB参加
マネックス証券BB参加


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