イーソル(4420)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の9月25日から開始されます。イーソルは、IPOで人気になりやすい組込みソフトウェア事業を手掛けていることで関心を集めているようです。

ただ、イーソルはDelta-Fly Pharmaとの同時上場なので、資金分散の影響を受ける可能性はあると思います。

イーソル

イーソル(東証マザーズIPO)のIPO基本情報

銘柄名イーソル
コード4420
主幹事証券野村證券
幹事証券(委託含む)三菱UFJモルガン・スタンレー証券
みずほ証券
岩井コスモ証券
むさし証券
SBI証券
カブドットコム証券
上場日10月12日
仮条件決定日9月21日(1,580円~1,680円に決定)
ブックビルディング期間9月25日から10月1日まで
公開価格決定日10月2日(1,680円に決定)
申込期間10月3日から10月9日まで
公募850,000株
売出し185,100株
OA155,200株
吸収金額17.5億円
時価総額76.6億円
想定価格1,470円→公開価格:1,680円
初値価格4,000円

SBI証券[旧イー・トレード証券]

イーソルIPOの事業内容

イーソルは、組込みソフトウエア事業センシングソリューション事業の2つを主たる事業として展開している企業です。

組込みソフトウェア事業では、、国内外の顧客(自動車関連メーカー、デジタル家電メーカー、産業機器メーカー、医療機器メーカー等を含む)に対して、組込みシステム向けOSの開発・販売をはじめ、組込みソフト開発支援ツール、 組込みソフト開発支援コンサルティング、車載ソフト向けソリューションなどのサービスを提供しています。

センシングソリューション事業では、伝票発行用車載プリンタの開発・販売、ハンディターミナルの開発・販売、IoT市場に向けたソリューションの提案・開発・販売などを行っています。

【第7回IoT/M2M展】イーソルブース「ROS/ROS 2エンジニアリングサービス」紹介

イーソルIPOの業績

イーソルの業績

(※画像クリックで拡大)

イーソルIPOの業績は、概ね好調に推移していて、特に問題なさそうです。

イーソルのIPO評価

イーソルは、規模(吸収金額17.5億円)が大きいというほどではなく、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株も見当たりませんが、Delta-Fly Pharmaとの同時上場なので、資金が分散されるかもしれません。

ただ、組込みソフトウエア事業とはIPOで根強い人気があり、業績も好調でIoTというテーマ性でも注目されそうです。

よって、イーソルのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。イーソルIPOは、公開価格をしっかりと上回ったところで初値形成すると予想しています。

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イーソルIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

イーソルIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ全力で申し込む予定です。主幹事の野村證券を中心に、IPO後期抽選型の岩井コスモ証券や、IPO幹事常連のSBI証券など、幅広く申し込もうと考えています。

イーソルIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
野村證券 (主幹事)BB参加
三菱UFJモルガン・スタンレー証券BB参加
みずほ証券BB参加
岩井コスモ証券BB参加
むさし証券BB参加
SBI証券BB参加
カブドットコム証券BB参加

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