エキサイトホールディングス(5571)IPOのBB(ブックビルディング)が、来月の4月3日から始まります。
エキサイトホールディングスは「エキサイトニュース」や「BBエキサイト」などを運営しています。
また、エキサイトホールディングスはエキサイト株式会社としてジャスダックに上場していましたが、TOB(株式公開買付け)により2018年に上場を廃止していたので再上場となります。
エキサイトホールディングス(東証スタンダードIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | エキサイトホールディングス |
コード | 5571(情報・通信業) |
主幹事証券 | みずほ証券 大和証券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 楽天証券 SMBC日興証券 松井証券 CONNECT |
上場日 | 4月19日 |
仮条件決定日 | 3月30日(1,220円~1,340円に決定) |
ブックビルディング期間 | 4月3日から4月7日 |
公開価格決定日 | 4月10日(1,340円に決定) |
申込期間 | 4月11日から4月14日まで |
公募 | 900,000株 |
売出し | 0株 |
OA | 135,000株 |
吸収金額 | 13.9億円 |
時価総額 | 64.3億円 |
想定価格 | 1,340円→公開価格:1,340円 |
初値価格 | 1,700円 |
エキサイトホールディングスIPOの事業内容
エキサイトホールディングスは既存事業としてプラットフォーム事業(カウンセリングサービス、メディアサービス)及びブロードバンド事業、新規事業としてSaaS・DX事業を展開しています。
プラットフォーム事業では、女性向けメディア「ウーマンエキサイト」、女性の悩みや不安に寄り添うカウンセリングサービス「エキサイトお悩み相談室」、電話やメールで占いができる「エキサイト電話占い」などを運営しています。
ブロードバンド事業では、契約期間の縛りや違約金がなく、分かりやすくシンプルな料金体系を展開し、業界最安値水準の価格にて「BBエキサイト」「エキサイトモバイル」等のインターネット接続サービスを提供しています。
SaaS・DX事業では、エキサイトを事業再生した経営管理手法を活かした「KUROTEN.」や、ウェビナー施策に係る知見を活かした「FanGrowth」を新規事業として提供しています。
エキサイトは、設立当初よりインターネット広告市場の成長やブロードバンド利用者数の増加を背景に、インターネット関連事業を創出し続けています。そして、TOB後はコスト構造の転換等を行い、既存事業の深化及び新規事業の探索を進め、事業領域を拡大しています。
IPOによる手取金の使途
- 主にプラットフォーム事業及びブロードバンド事業における新規顧客獲得の促進、既存顧客の利用率向上のためのオンライン広告等に要する広告宣伝費
- プラットフォーム事業及びブロードバンド事業に係る利用者の利便性や収益性向上のためのサービス及び機能拡充を目的としたシステム開発等の設備投資
エキサイトホールディングスIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
エキサイトホールディングスIPOの業績は堅調に推移しているようです。
エキサイトホールディングスのIPO評価
エキサイトホールディングスはIPOで不人気な再上場案件ですが、売出株ゼロの公募株のみで規模(吸収金額13.9億円)もさほど大きくないので、需給面は悪くありません。
ただ、公開価格の1.5倍でロックアップが解除されるVC(ベンチャーキャピタル)の保有株が約34.5万株あります。
また、エキサイトホールディングスは様々なIT関連事業を展開していて知名度も高いため、事業面でも関心を集めそうです。
よって、エキサイトホールディングスのIPO評価はBが妥当だと考えています。エキサイトホールディングスIPOは公開価格の1.5倍前後で初値形成すると予想しています。
エキサイトホールディングスIPOの初値予想
1,800円 (想定価格比:+460円)
(※大手予想会社の初値予想第一弾:1,800円~2,100円)
(※大手予想会社の初値予想第二弾:1,600円~1,900円)
エキサイトホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
エキサイトホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)は積極的に参加する予定です。
主幹事のみずほ証券と大和証券をはじめ、SMBC日興証券や松井証券などの平幹事ももれなく申し込むつもりです。
みずほ証券 (主幹事) | BB参加 |
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大和証券 (主幹事) | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
SMBC日興証券 | BB参加 |
松井証券 | BB参加 |
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