ジェノバ(5570)IPOのBB(ブックビルディング)が、今週の3月30日からスタートします。

ジェノバは衛星が発信する電波の誤差を補正するGNSS補正情報配信サービスを提供しています。

ジェノバは直近の日本システムバンクから数日空けての単独上場なので、スケジュールには恵まれていますね。

ジェノバIPOのBBスタンスとIPO評価

ジェノバ(東証グロースIPO)のIPO基本情報

銘柄名ジェノバ
コード5570(情報・通信業)
主幹事証券大和証券
幹事証券(委託含む)SBI証券
松井証券
水戸証券
極東証券
香川証券
東洋証券
岩井コスモ証券
CONNECT
上場日4月18日
仮条件決定日3月30日(450円~470円に決定)
ブックビルディング期間4月3日から4月7日
公開価格決定日4月10日(470円に決定)
申込期間4月11日から4月14日まで
公募800,000株(自己株式の処分)
売出し0株
OA120,000株
吸収金額4.1億円
時価総額63.9億円
想定価格450円→公開価格:470円
初値価格2,106円

ジェノバIPOの事業内容

ジェノバは、GNSS(全球測位衛星システム)測位により発生したメートル級の誤差をセンチメートル級までに補正した情報を配信するGNSS補正情報配信サービスを提供しています。

ちなみに、GNSS測位とはGPSなどに代表される衛星が発信する電波を利用して、受信機の緯度、経度、高度等を測定する方法です。

ジェノバは現在の位置を正確に伝達するリアルタイムデータ配信と、ドローン等で取得した観測記録を元に観測時の移動状況を後日分析の上、補正データを提供する後処理データ配信の2種類の配信サービスを行っています。

ジェノバは国土地理院が管理する全国約1,300点余りの電子基準点データを日本測量協会からデータ提供を受け、高精度位置補正情報データを生成し、様々な分野の顧客へ提供しています。

ジェノバのGNSS補正情報配信サービス

ジェノバのGNSS補正情報配信サービスは、測量・土地家屋調査、ICT施工、IT農業、ドローン測量、ドローン物流など、様々な分野で利用されています。

GNSS補正情報配信サービスの利用例

また、ジェノバはスマートフォン及びWebアプリの現場観測支援サイト「J-View®(ジェイビュー)」や、衛星飛来予測ツールなどの観測支援ツールも提供しています。

IPOによる手取金の使途

  • 設備投資
  • 人材確保のための人件費及び採用関連費

ジェノバIPOの業績

ジェノバの業績

(※画像クリックで拡大)

ジェノバIPOの業績は順調に伸びていて好調そうですね。

ジェノバのIPO評価

ジェノバIPOは規模(吸収金額4.1億円)が小さくてVC(ベンチャーキャピタル)の保有株も見当たらないため、需給面で人気を集めると思います。

また、GNSS補正情報配信サービスは独自性があり、業績も好調に推移しているため、事業面でも注目されそうです。

よって、ジェノバのIPO評価はAが妥当だと考えています。ジェノバIPOは公開価格の2倍前後で初値形成すると予想しています。

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ジェノバIPOの初値予想

1,400円 (想定価格比:+930円)

(※大手予想会社の初値予想:700円~1,100円)

ジェノバIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

ジェノバIPOのBB(ブックビルディング)は全力で臨むつもりです。主幹事の大和証券はもちろんのこと、SBI証券松井証券などの平幹事ももれなく申し込む予定です。

ジャパニアスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
大和証券 (主幹事)BB参加
SBI証券BB参加
松井証券BB参加
水戸証券口座なし
極東証券口座なし
香川証券口座なし
東洋証券ネット口座での取扱いなし
岩井コスモ証券BB参加
CONNECTBB参加


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