GMOフィナンシャルゲート(4051)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の6月30日からスタートします。
GMOフィナンシャルゲートは、あらゆる業種・業態のキャッシュレス化を支援している事業を展開していることで注目されている企業です。
GMOフィナンシャルゲートは、同時上場のアイキューブドシステムズと同じく新型コロナウイルスの影響によるスライド上場組ですが、今度こそ無事に上場できそうですね。
GMOフィナンシャルゲート(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | GMOフィナンシャルゲート |
コード | 4051(情報・通信業) |
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券(委託含む) | SMBC日興証券 みずほ証券 いちよし証券 丸三証券 GMOクリック証券 |
上場日 | 7月15日 |
仮条件決定日 | 6月26日(2,420円~2,540円に決定) |
ブックビルディング期間 | 6月30日から7月6日まで |
公開価格決定日 | 7月7日(2,540円に決定) |
申込期間 | 7月8日から7月13日まで |
公募 | 240,000株 |
売出し | 208,800株 |
OA | 67,300株 |
吸収金額 | 12.5億円 |
時価総額 | 92.8億円 |
想定価格 | 2,420円→公開価格:2,540円 |
初値価格 | 6,550円 |
GMOフィナンシャルゲートIPOの事業内容
GMOフィナンシャルゲートは、GMOペイメントゲートウェイ株式会社の連結子会社として、キャッシュレス決済市場において、対面決済サービス事業を展開しています。
GMOフィナンシャルゲートは、あらゆる業種・業態に対応可能なキャッシュレスプラットフォーマーとして、決済デバイス、決済センター、入金業務までをワンストップで提供しています。
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GMOフィナンシャルゲートは、マルチ決済端末ソリューションとして、クレジット決済に加えて、各種電子マネーやポイントサービス機能など、すべての機能が一体になったAll in One端末を提供しています。
また、組込型決済ソリューションとして、無人販売機、自動販売機、セルフレジ、券売機など、あらゆる自動機器に組み込むことができる決済デバイスも提供しています。
さらに、GMOフィナンシャルゲートは国内キャッシュレス比率向上に資する業界トッププレイヤーとのアライアンスによって、次世代プラットフォーム(広範な決済処理サービスと決済ネットワークサービス)をワンストップかつローコストで提供しています。
IPOによる手取金の使途
- 決済システムの能力増強等に対応するためのシステム投資(当社による当社子会社への投融資を通じて充当する予定)
- 新規サービスの開発投資資金
- 業務系システムの処理能力を増強するため等のシステム投資
GMOフィナンシャルゲートIPOの業績
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GMOフィナンシャルゲートIPOの業績は順調に伸びていて、今後も期待できそうです。
GOMフィナンシャルゲートのIPO評価
GMOフィナンシャルゲートはGMOペイメントゲートウェイの子会社なので、IPOで不人気な親子上場になります。また、GMOペイメントゲートウェイはGMOインターネットの子会社なので、GMOインターネットからすれば孫会社になります。
また、GMOフィナンシャルゲートはアイキューブドシステムズとKIYOラーニングとの3社同時上場で、規模(吸収金額12.5億円)もその中で一番大きいため、需給面にやや不安があります。
さらに、GMOフィナンシャルゲートはVC(ベンチャーキャピタル)の保有株(約65万株)が多いのも懸念材料です。
ただ、GMOフィナンシャルゲートはキャッシュレスという時流に乗ったテーマ性があり、業績も好調に推移していることから、それでもそれなりの人気を集めると思います。
よって、GMOフィナンシャルゲートのIPO評価は、Bが妥当だと考えています。GMOフィナンシャルゲートIPOは、公開価格をしっかりと上回ったところで初値形成すると予想しています。
GMOフィナンシャルゲートIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
GMOフィナンシャルゲートIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ全力で参加するつもりです。主幹事の大和証券をはじめ、SMBC日興証券や丸三証券などの平幹事も申し込む予定です。
また、同グループのGMOクリック証券は穴場になるかもしれないので要チェックですね。
大和証券 (主幹事) | BB参加 |
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SMBC日興証券 | BB参加 |
みずほ証券 | BB参加 |
いちよし証券 | BB参加 |
丸三証券 | BB参加 |
GMOクリック証券 | BB参加 |
管理人が利用しているIPOにオススメの証券会社