浜木綿(7682)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌月の10月1日から始まります。浜木綿(はまゆう)は、どちらかと言えば小型なので、需給面で関心を集めそうです。
浜木綿は、ワシントンホテルとの同時上場になりますが、規模が小さい分だけリードしている感じですね。
浜木綿(東証ジャスダック及び名証2部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | 浜木綿 |
コード | 7682 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | SMBC日興証券 みずほ証券 東海東京証券 岡三証券 丸三証券 安藤証券 SBI証券 静銀ディーエム証券 岡三オンライン証券 DMM.com証券 |
上場日 | 10月18日 |
仮条件決定日 | 9月27日(2,020円~2,120円に決定) |
ブックビルディング期間 | 10月1日から10月7日まで |
公開価格決定日 | 10月8日(2,120円に決定) |
申込期間 | 10月9日から10月15日まで |
公募 | 310,000株 |
売出し | 158,000株 |
OA | 70,200株 |
吸収金額 | 10.9億円 |
時価総額 | 20.2億円 |
想定価格 | 2,020円→公開価格:2,120円 |
初値価格 | 2,950円 |
浜木綿IPOの事業内容
浜木綿は、家族の集いに重きを置いた主力ブランドである「浜木綿」、全室個室タイプの「四季亭」、少人数顧客向けの「桃李蹊」の3ブランドの中国料理専門店を店舗展開しています。
浜木綿は、東海地方を中心に東は東京都から西は大阪府まで、広い駐車スペースが確保できる幹線道路のロードサイドなど、家族が利用しやすい立地への出店を基本としながら、合計41店舗(2019年8月31日現在)を運営しています。
浜木綿IPOの店舗網
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浜木綿は、手頃な価格でおいしい料理を提供するために、新卒者を自社で調理師に育成し、また約30年前から独自のオーダーシステムを使い料理の提供スピードを上げ、セントラルキッチンで食材の調理技術を共有することで、通常の中国料理店より少ない調理師の人数で安定した料理の提供を実現しています。
浜木綿IPOの業績
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浜木綿IPOの業績は、概ね堅調に推移して、特に問題なさそうですね。
浜木綿のIPO評価
浜木綿は、規模(吸収金額10.9億円)が小さくて、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株も少ないため、需給面で注目されそうです。
しかし、浜木綿は東海地方を拠点にしているため、知名度の高さも東海地方に限られ、中国料理専門店という事業もIPOで人気になりやすいとは言えません。
よって、浜木綿のIPO評価は、Cが妥当だと考えています。浜木綿は公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想しています。
浜木綿IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
浜木綿IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ全力で参加するつもりです。主幹事の野村證券を中心に、IPO幹事常連のSMBC日興証券や、前受金不要(事前入金不要)の岡三オンライン証券など、幅広く申し込む予定です。
野村證券 (主幹事) | BB参加 |
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SMBC日興証券 | BB参加 |
みずほ証券 | BB参加 |
東海東京証券 | BB参加 |
岡三証券 | BB参加 |
丸三証券 | BB参加 |
安藤証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
静銀ディーエム証券 | 口座なし |
岡三オンライン証券 | BB参加 |
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