HENNGE(4475)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の9月20日からスタートします。HENNGE(へんげ)は、クラウドセキュリティサービス「HENNGE One」を提供していることで注目されている企業です。
また、HENNGEはAI CROSSとの同時上場になりますが、両方合わせても約23億円なので、あまり気にする必要はなさそうですね。
HENNGE(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | HENNGE |
コード | 4475 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | クレディ・スイス証券 大和証券 いちよし証券 エース証券 岡三証券 丸三証券 SBI証券 マネックス証券 岡三オンライン証券 |
上場日 | 10月8日 |
仮条件決定日 | 9月19日(1,200円~1,400円)に決定 |
ブックビルディング期間 | 9月20日から9月26日まで |
公開価格決定日 | 9月27日(1,400円に決定) |
申込期間 | 9月30日から10月3日まで |
公募 | 50,000株 |
売出し | 1,258,000株 |
OA | 196,200株 |
吸収金額 | 15.6億円 |
時価総額 | 161億円 |
想定価格 | 1,040円→公開価格:1,400円 |
初値価格 | 2,001円 |
HENNGE(4475)IPOの事業内容
HENNGEは、Office 365、LINE WORKS、Dropbox、awsなど、企業が利用する様々なクラウドサービスへのセキュアなアクセスとシングルサインオンを実現するクラウドセキュリティサービスである「HENNGE One」を主なサービスとして提供しています。
HENNGE Oneは、企業が様々なクラウドサービスを利用する際に、単一のIDとパスワードでユーザーによる横断的なログインを可能とするID統合機能のほか、特定の場所や端末以外からのログインを制限するアクセス制限機能やメール暗号化など、情報漏洩対策機能等を備えることで、利便性と安全性を兼ね備えた企業向けSaaSになっています。
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HENNGE Oneは、年額で定額課金するサブスクリプション型サービスになっているため、継続的で安定的な売上が期待できます。
>HENNGE Oneの利用料金
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また、HENNGEは会議室利用最適化と訪問者受付業務省力化によって生産的な働き方を支援するIoT as a Service「HENNGE Workstyle」、HENNGE Oneと連携することでスマートデバイスからセキュアにクラウドサービスにアクセス可能なブラウザ「HENNGE Secure Browser」、2段階認証プロセスと呼ばれる認証のための仮想デバイスアプリ「HENNGE OTP Generator」といったクラウドサービスも提供しています。
HENNGE(4475)IPOの業績
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HENNGE(4475)IPOの売上は右肩上がりで伸びていて、利益も多少のバラつきはあるものの概ね好調に推移しているようです。
HENNGEのIPO評価
HENNGEは、IPOで人気になりやすいクラウド関連事業を展開していて、規模(吸収金額15.6億円)もそれほど大きくないため、かなりの人気を集めると思います。
また、HENNGEはクラウド、セキュリティ、IoT、SaaS、サブスクリプションといったテーマ性でも関心を集めそうです。
よって、HENNGEのIPO評価は、Aが妥当だと考えています。HENNGE(4475)IPOは、売出株の多さやVC(ベンチャーキャピタル)の保有株が少し気になりますが、それでも公開価格の2倍を上回る高い初値が付くと予想しています。
HENNGE(4475)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
HENNGE(4475)IPOのBB(ブックビルディング)は、もちろん全力で申し込むつもりです。主幹事の野村證券を中心に、SBI証券やマネックス証券などの平幹事ももれなく申し込む予定です。
野村證券 (主幹事) | BB参加 |
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クレディ・スイス証券 | 口座なし |
大和証券 | BB参加 |
いちよし証券 | BB参加 |
エース証券 | 口座なし |
岡三証券 | BB参加 |
丸三証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
岡三オンライン証券 | BB参加 |
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