HPCシステムズ(6597)IPOの仮条件が決まっています。HPCシステムズIPOは電気機器セクターなので、人気になりやすい業種とは言えませんが、全体的には堅実な印象なので、それなりに関心を集めそうです。
ただし、HPCシステムズIPOはマザーズにしては規模が大きく、売出株も非常に多いため、需給面に不安がありますね。
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HPCシステムズIPOの仮条件
1,930円~1,990円
HPCシステムズIPOの仮条件は、想定価格の1,930円を下限に上方へ少し拡げたレンジになっています。HPCシステムズIPOは、需給面が懸念材料だったので、もう少し弱めの仮条件になるかと思っていましたが、機関投資家へのヒアリング結果が意外と良かったようです。
ちなみに、HPCシステムズIPOの公開価格が仮条件の上限で決まると、吸収金額は61.7億円から63.7億円にアップするので、さらに重くなってしまいますね。
HPCシステムズIPOの初値予想
2,200円→1,990円 (公開価格比:±0円)
(※大手予想会社の初値予想第一弾:2,300円~2,800円)
(※大手予想会社の初値予想第二弾:1,990円)
HPCシステムズIPOは、規模(吸収金額63.7億円)が大きくて、売出株(2,731,400株)も多いため、投資ファンドの出口案件として警戒されそうです。
しかし、HPC(High Performance Computing=高性能計算)事業は堅実そうで、業績も好調に推移しており、ホームページ上にはAI(人工知能)、ディープラーニング(深層学習)、クラウド、SI(システムインテグレーション)といったIPOで人気のキーワードが散りばめられているため、一定の評価は得られると思います。
よって、HPCシステムズIPOは公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想しています。
HPCシステムズIPOの幹事団
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
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幹事証券 | SBI証券 みずほ証券 東海東京証券 むさし証券 岩井コスモ証券 |
HPCシステムズIPOは、当選枚数が比較的多めなので、主幹事のSMBC日興証券はもちろんのこと、IPOチャレンジポイントを使って当選を狙うこともできるSBI証券などにもチャンスがありそうです。
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