日本ビジネスシステムズ(5036)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の7月15日から始まります。
日本ビジネスシステムズは独立系クラウドインテグレーターとして、マイクロソフトクラウドサービスなどを活用したコンサルティング及びITサービスを提供しています。
日本ビジネスシステムズは8月のIPO第一弾で、前後のIPOとも程よく間隔が空いているため、日程には恵まれていますね。
日本ビジネスシステムズ(東証スタンダードIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | 日本ビジネスシステムズ |
コード | 5036(情報・通信業) |
主幹事証券 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 みずほ証券 |
幹事証券(委託含む) | 野村證券 SMBC日興証券 東海東京証券 SBI証券 岡三証券 岩井コスモ証券 東洋証券 むさし証券 auカブコム証券 岡三オンライン |
上場日 | 8月2日 |
仮条件決定日 | 7月14日(1,420円~1,520円に決定) |
ブックビルディング期間 | 7月15日から7月22日 |
公開価格決定日 | 7月25日(1,520円に決定) |
申込期間 | 7月26日から7月29日まで |
公募 | 2,438,000株 |
売出し | 0株 |
OA | 365,700株 |
吸収金額 | 39.8億円 |
時価総額 | 343.4億円 |
想定価格 | 1,420円→公開価格:1,520円 |
初値価格 | 1,827円 |
日本ビジネスシステムズIPOの事業内容
日本ビジネスシステムズは、「クラウドインテグレーション事業(CI)」「クラウドサービス事業(CS)」「ライセンス&プロダクツ事業(L&P)」の3つの事業を展開しています。
クラウドインテグレーション事業(CI)では、主にマイクロソフト社のクラウド製品である「Azure(Microsoft Azure)/M365(Microsoft365)/D365(Dynamics365)及び周辺クラウドサービスの導入を支援しています。
クラウドサービス事業(CS)では、「Azure/M365/D365」を含む、クラウド利活用における保守・運用・改善を請け負い、一貫したサポートを提供しています。
ライセンス&プロダクツ事業(L&P)では、主に顧客のシステム開発における基盤となるマイクロソフト社の「Azure」「M365」「D365」等をはじめとしたクラウドソリューションとライセンス・関連機器をリセールとして提供しています。
日本ビジネスシステムズIPOの事業系統図
(※画像クリックで拡大)
IPOによる手取金の使途
- 人材の採用等に係る費用及び人件費
- サービス基盤拡充・新規サービスの開発
日本ビジネスシステムズIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
日本ビジネスシステムズIPOの業績は概ね堅調に推移していますね。
日本ビジネスシステムズのIPO評価
日本ビジネスシステムズは規模(吸収金額39.8億円)が大きめですが、売出株ゼロの公募株のみなので、需給面はそこまで悪くはないと思います。
ただ、事業面はクラウドやDX(デジタルトランスフォーメーション)というテーマ性があるものの、目新しさに欠けていて全体的に地味な印象です。
よって、日本ビジネスシステムズのIPO評価はCが妥当だと考えています。日本ビジネスシステムズIPOは公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想しています。
日本ビジネスシステムズIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
日本ビジネスシステムズIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところそれなりに申し込むつもりです。
共同主幹事の三菱UFJモルガン・スタンレー証券とみずほ証券をはじめ、平幹事のSMBC日興証券やSBI証券などにも申し込む予定です。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 (主幹事) | BB参加 |
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みずほ証券 (主幹事) | BB参加 |
野村證券 | BB参加 |
SMBC日興証券 | BB参加 |
東海東京証券 | BB不参加 |
SBI証券 | BB参加 |
岡三証券 | BB不参加 |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
東洋証券 | ネット口座での取扱いなし |
むさし証券 | BB不参加 |
auカブコム証券 | BB参加 |
岡三オンライン | BB参加 |
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