キタムラ・ホールディングス(9349)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の3月27日から開始されます。

キタムラ・ホールディングスは「カメラのキタムラ」、「しまうまプリント」、「スタジオマリオ」などを運営しています。

キタムラ・ホールディングスは株式会社キタムラとして上場していましたが、2018年に上場を廃止しているので再上場IPOになります。

キタムラ・ホールディングスIPOのBBスタンスとIPO評価

キタムラ・ホールディングス(東証プライムIPO)のIPO基本情報

銘柄名キタムラ・ホールディングス
上場中止
コード9349(サービス業)
主幹事証券野村證券
SMBC日興証券
幹事証券(委託含む)大和証券
みずほ証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
SBI証券
楽天証券
auカブコム証券
上場日4月11日
仮条件決定日3月24日
ブックビルディング期間3月27日から3月30日
公開価格決定日3月31日
申込期間4月3日から4月6日まで
公募3,015,000株
売出し8,092,900株
OA1,666,100株
吸収金額158.4億円
時価総額411.2億円
想定価格1,240円
初値価格上場中止

SMBC日興証券 オンライントレード

キタムラ・ホールディングスIPOの事業内容

キタムラ・ホールディングスは連結子会社として、カメラ販売、リユース及びプリントサービス等を提供する「カメラのキタムラ」や写真館「スタジオマリオ」を運営する株式会社キタムラを筆頭に、ECサイト「しまうまプリント」を通じて写真プリントやフォトブックの販売を行う株式会社しまうまプリント、イベント写真等のインターネット販売を行う株式会社フォトクリエイトなどを有しており、フォト・イメージングおよびリユース市場において企画・製造・修理・販売が一体化したバリューチェーンを構築しています。

キタムラ・ホールディングスグループ

キタムラ・ホールディングスは「フォトライフサービス」として、フォトプリント事業 、スタジオ・撮影事業、ソリューションサービス事、BtoB事業、 「カメラ&リユース」としてカメラ販売事業とリユース事業、それに「その他物販事業」を加えた7つの事業を展開しています。

キタムラ・ホールディングスのポートフォリオ

キタムラ・ホールディングスは、安定的な成長を続ける「フォトライフサービス」の収益をベースに、市場が拡大する「カメラ&リユース」に投資することで、収益性と成長性の2軸で企業価値の拡大、ブランド力の向上を目指しています。

IPOによる手取金の使途

  1. 成長するリユース市場におけるシェア拡大を目的として、主要都市圏を中心として富裕層やインバウンド需要に応じた集客増のための新規店舗の出店、店舗改装及び店舗修繕
  2. リユース事業におけるAIを活用した買取査定システム等のデジタル推進によるサービス改善及び業務改善のためのシステム開発

キタムラ・ホールディングスIPOの業績

キタムラ・ホールディングスの業績

(※画像クリックで拡大)

キタムラ・ホールディングスの業績は概ね堅調に推移しているようです。

キタムラ・ホールディングスのIPO評価

キタムラ・ホールディングスの吸収金額は158.4億円ですが、以前の東証1部に相当する東証プライムへの新規上場なので、規模が大きいわけではありません。

また、キタムラ・ホールディングスは欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国及びカナダを除く)への販売も予定されています。

さらに、キタムラ・ホールディングスは知名度抜群なので、注目度も高いと思います。

ただ、カメラ事業はスマホ全盛の今日において成長性にやや疑問があり、IPOに不人気の再上場案件というのも気掛かりです。

よって、キタムラ・ホールディングスのIPO評価はCが妥当だと考えています。キタムラ・ホールディングスIPOは公開価格を目途に初値形成すると予想しています。

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キタムラ・ホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

キタムラ・ホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)は検討中です。ただし、SBI証券だけはIPOチャレンジポイント狙いで申し込む予定です。

キタムラ・ホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
野村證券 (主幹事)BB検討中
SMBC日興証券 (主幹事)BB検討中
大和証券BB検討中
みずほ証券BB検討中
三菱UFJモルガン・スタンレー証券BB検討中
SBI証券BB参加
楽天証券BB検討中
auカブコム証券BB検討中


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