共栄セキュリティーサービス(7058)IPOのBB(ブックビルディング)が、週末の2月28日から始まります。共栄セキュリティーサービスは、地味めなジャスダックIPOですが、規模の小ささで関心を集めると思います。

ただ、共栄セキュリティーサービスはIPOラッシュ真っ只中での新規上場なので、他の銘柄の動向に左右されそうですね。

共栄セキュリティーサービス

共栄セキュリティーサービス(東証ジャスダックIPO)のIPO基本情報

銘柄名共栄セキュリティーサービス
コード7058
主幹事証券みずほ証券
幹事証券(委託含む)SBI証券
岡三証券
いちよし証券
あかつき証券
岩井コスモ証券
マネックス証券
岡三オンライン証券
上場日3月18日
仮条件決定日2月26日(2,040円~2,100円に決定)
ブックビルディング期間2月28日から3月6日まで
公開価格決定日3月7日(2,100円に決定)
申込期間3月8日から3月13日まで
公募400,000株
売出し30,000株
OA64,500株
吸収金額10.2億円
時価総額29.8億円
想定価格2,070円→公開価格:2,100円
初値価格2,866円

SBI証券[旧イー・トレード証券]

共栄セキュリティーサービスIPOの事業内容

共栄セキュリティーサービスは昭和60年の設立以来、「誠実かつ確実」という経営理念のもと、「施設・巡回警備分野」や「雑踏・交通誘導警備分野」などの警備事業を行っている企業です。

施設・巡回警備分野では、、企業受付や商業施設で、受付と警備を兼ねたハイブリッドスタイルを提供する「レセプション・コンシェルジュ」や、駐車場出入口等の車両誘導や料金収受などを行う「駐車場警備」など、あらゆる施設(オフィスビル・商業施設等)を警備フィールドとした業務展開を行っています。

雑踏・交通誘導警備分野では、車両や歩行者などの誘導を行う「交通誘導警備」や、スポーツ大会やコンサートの会場等で規制や誘導などを行う「イベント警備」など、工事現場・建築現場などや雑踏を警備フィールドとした業務展開を行っています。

共栄セキュリティーサービスは、その他にも警護対象者の身辺において不審者や暴漢からの人的危害などから安全を確保する「ボディーガード(身辺警護)」や、コイン式駐車場における機械トラブル発生時の現場急行対処業務(駐車場障害対応)の「駐車場運営管理」なども行っています。

共栄セキュリティーサービスの事業系統図

(※画像クリックで拡大)

共栄セキュリティーサービスIPOの業績

共栄セキュリティーサービスの業績

(※画像クリックで拡大)

共栄セキュリティーサービスIPOの売上は堅調に推移していて、利益も伸びているので、概ね好調だと思います。

共栄セキュリティーサービスのIPO評価

共栄セキュリティーサービスは、規模(吸収金額10.2億円)が小さくて、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株もないため、需給面は良い方だと思います。

ただ、警備事業はIPO的に地味で、人気になりやすいとは言えません。しかし、これからG20サミット、ラグビーワールドカップ2019、2020年東京オリンピックなど、大規模国際的イベントが相次ぐため、警備需要も確実に高まることから一定の評価を得られそうです。

よって、共栄セキュリティーサービスのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。共栄セキュリティーサービスIPOは、公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想しています。

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共栄セキュリティーサービスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

共栄セキュリティーサービスIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ前向きに参加するつもりです。主幹事のみずほ証券だけでなく、IPO抽選組に人気のSBI証券マネックス証券などにも申し込む予定です。

共栄セキュリティーサービスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
みずほ証券 (主幹事)BB参加
SBI証券BB参加
岡三証券BB参加
いちよし証券BB参加
あかつき証券口座なし
岩井コスモ証券BB参加
マネックス証券BB参加
岡三オンライン証券BB参加

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