ラキール(4074)IPOのBB(ブックビルディング)が、今月末の6月30日から開始されます。

ラキールは、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を支援する事業を展開していることで注目されているようです。

また、ラキールは直近のコラントッテから約1週間空けての新規上場になるので、スケジュールにも恵まれていますね。

ラキール

ラキール(東証マザーズIPO)のIPO基本情報

銘柄名ラキール
コード4074(情報・通信業)
主幹事証券野村證券
幹事証券(委託含む)SBI証券
楽天証券
SMBC日興証券
あかつき証券
東洋証券
岩井コスモ証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
丸三証券
auカブコム証券
LINE証券
上場日7月16日
仮条件決定日6月28日(1,300円~1,400円に決定)
ブックビルディング期間6月30日から7月6日
公開価格決定日7月7日(1,400円に決定)
申込期間7月8日から7月13日まで
公募840,000株
売出し420,000株
OA189,000株
吸収金額18.8億円
時価総額94億円
想定価格1,300円→公開価格:1,400円
初値価格2,480円

SMBC日興証券 オンライントレード

ラキールIPOの事業内容

ラキールは、LaKeel事業としてプロフェッショナルサービス(システム開発サービス)及び次世代のクラウド型デジタルビジネスプラットフォーム「LaKeel DX」を中心としたプロダクトサービス(DX関連サービス)を提供しています。

プロフェッショナルサービスでは、レガシーマイグレーション(古い基幹業務システムの刷新)、クラウドマイグレーション(システムのクラウド環境への移行)、スクラッチ開発(一からシステムを開発)を行っています。

プロダクトサービスでは、クラウド型のデジタルビジネスプラットフォーム「LaKeel DX」や、LaKeel DX上で稼働する「LaKeel Apps」シリーズを提供しています。

LaKeel DX + LaKeel Appsポートフォリオ

(※画像クリックで拡大)

LaKeel DXでは、アマゾン、マイクロソフト、グーグル等の大手クラウド事業者が提供するクラウドプラットフォームの上で、アプリケーションの開発・運用ができるため、大手クラウドベンダー1社に依存することなく、状況に応じて最適な選択肢を得ることができます。

さらに、ラキールはLaKeel DXと各種製品・機能部品群を最大限に活用するためのコンサルティングや、LaKeel DX上に収集された膨大なデータの分析サービスも行っています。

IPOによる手取金の使途

  1. 先端技術の研究開発を行いLaKeel製品群を拡充させるため、研究開発費及びソフトウエア製品の開発費
  2. 新規性の高いサービスを創出するため、システム開発に従事するエンジニアの採用・育成費
  3. 当社グループのブランドの認知向上及びユーザー数拡大のための広告宣伝費
  4. 銀行借入金の返済資金

ラキールIPOの業績

ラキールの業績

(※画像クリックで拡大)

ラキールIPOの業績は、概ね堅調に推移しているようです。

ラキールのIPO評価

ラキールはマザーズへの単独上場で、前後のIPOとも間隔が空いており、規模(吸収金額18.8億円)もさほど大きくないため、需給面は良好だと思います。

また、ラキールはIPOで人気のDX(デジタルトランスフォーメーション)関連サービスを展開しているため、事業面でも関心を集めそうです。

よって、ラキールのIPO評価は、Aが妥当だと考えています。ラキールIPOは、公開価格の2倍を上回る高い初値が付くと予想しています。

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ラキールIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

ラキールIPOのBB(ブックビルディング)は、もちろん全力で申し込むつもりです。主幹事の野村證券はもちろんのこと、SBI証券SMBC日興証券などの平幹事ももれなく申し込む予定です。

ラキールIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
野村證券 (主幹事)BB参加
SBI証券BB参加
楽天証券BB参加
SMBC日興証券BB参加
あかつき証券口座なし
東洋証券ネット口座での取扱いなし
岩井コスモ証券BB参加
三菱UFJモルガン・スタンレー証券BB参加
丸三証券BB参加
auカブコム証券BB参加
LINE証券BB参加

管理人が利用しているIPOにオススメの証券会社

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