リンカーズIPOのBBスタンスとIPO評価！ビジネスマッチングIPO

リンカーズ（5131）IPOのBB（ブックビルディング）が、翌週の10月11日から始まります。

リンカーズはものづくり企業の様々な課題に対してビジネスマッチングを軸にしたソリューションを提供しています。

リンカーズはAtlas Technologiesとの同時上場になりますが、低価格で規模も小さいため、資金分散の影響も小さそうなので、あまり気にする必要はなさそうですね。

リンカーズ（東証グロースIPO）のIPO基本情報

銘柄名	リンカーズ
コード	5131（情報・通信業）
主幹事証券	SBI証券
幹事証券（委託含む）	みずほ証券岩井コスモ証券極東証券松井証券水戸証券 SBIネオモバイル証券 SBIネオトレード証券
上場日	10月26日
仮条件決定日	10月7日（290円～300円に決定）
ブックビルディング期間	10月11日から10月17日
公開価格決定日	10月18日（300円に決定）
申込期間	10月19日から10月24日まで
公募	966,000株
売出し	1,465,000株
OA	364,600株
吸収金額	8.2億円
時価総額	39億円
想定価格	295円→公開価格：300円
初値価格	503円

リンカーズは、ものづくり企業のあらゆる探索等の課題に対して、マッチングプラットフォームの運営を中心に課題解決のサービスを提供しています。

Linkers Sourcingは、大手企業を中心とした技術課題を抱えた発注企業と、ものづくりに特化した全国の中堅・中小企業等を引き合わせる技術探索サービスになっています。

Linkers Marketingは、リンカーズ独自の企業ネットワークを活用して、リンカーズが提供するマッチングプラットフォームにて、発注企業が保有する技術・製品を必要とする会社との面談機会創出の支援をする技術・製品の用途開拓サービスになっています。

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LFB（Linkers for BANK/Linkers for Business）は、Linkers Sourcingのマッチングプラットフォームをベースに開発したSaaS型ビジネスマッチングシステムです。

LFBは地域金融機関及び事業会社が取り扱うビジネスマッチングを一元管理することでビジネスマッチングの効率化を図るとともに、案件情報の全体での共有とマッチングのノウハウ等のナレッジ共有を実現することによるマッチングの成約率向上に特化したサービスになっています。

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また、リンカーズはリサーチサービスとしてLinkers Researchと、Linkers Researchにて作成したレポート等を簡単に社内共有できるLinkers Research Clipを提供しています。

さらに、リンカーズは技術・サービスのプロモーションイベントをトータルコーディネートTechMesse Academyも提供しています。

リンカーズIPOの事業系統図

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リンカーズIPOの業績は概ね堅調そうです。

リンカーズはAtlas Technologiesとの同時上場ですが、手の出しやすい価格で規模（吸収金額8.2億円）も小さいため、それでも需給面で注目されると思います。

ただし、リンカーズはVC（ベンチャーキャピタル）の保有株（374.8万株）の多さが気掛かりです。

また、ビジネスマッチングサービスはIPOで人気になりやすいため、事業面でもそれなりの関心を集めそうです。

よって、リンカーズのIPO評価はBが妥当だと考えています。

リンカーズIPOはVC（ベンチャーキャピタル）のロックアップが解除される公開価格の1.5倍を目途に初値形成すると予想しています。

リンカーズIPOのBB（ブックビルディング）は積極的に申し込むつもりです。主幹事のSBI証券はもとより、松井証券やSBIネオトレード証券などの平幹事も申し込む予定です。