モビルス(4370)IPOのBB(ブックビルディング)が8月18日からスタートします。モビルスは、国内シェアNo.1のチャットボット「MOBI BOT(モビボット)」などを提供しています。

モビルスは、同時上場のメディア総研と並んで、9月最初のIPOになるため、注目度も高そうですね。

モビルス

モビルス(東証マザーズIPO)のIPO基本上場

銘柄名モビルス
コード4370(情報・通信業)
主幹事証券大和証券
幹事証券(委託含む)野村證券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
SMBC日興証券
SBI証券
楽天証券
静銀ティーエム証券
極東証券
auカブコム証券
上場日9月2日
仮条件決定日8月16日(1,060円~1,280円に決定)
ブックビルディング期間8月18日から8月24日
公開価格決定日8月25日(1,280円に決定)
申込期間8月26日から8月31日まで
公募360,000株
売出し741,800株
OA165,200株
吸収金額13.4億円
時価総額59.1億円
想定価格1,060円→公開価格:1,280円
初値価格1,830円

SMBC日興証券 オンライントレード

モビルスIPOの事業内容

モビルスはSaaS型のCXソリューションとして、有人チャットシステム「MOBI AGENT(モビエージェント)」とチャットボット「MOBI BOT(モビボット)」を提供しています。

MOBI AGENT(モビエージェント)」は、従来の電話(音声)による対応ではなく、ウェブやLINEなどのSNSアプリなど、様々な顧客チャネルからのチャット問い合わせに対応した、AIとオペレータの最適なワークシェアを実現するコンタクトセンター向けチャットサポートシステムになっています。

また、モビルスはLINEセグメント配信システム「MOBI CAST(モビキャスト)」、ボイスボットシステム「MOBI VOICE(モビボイス)」、「Visual IVR(ビジュアルIVR)」も提供しています。

モビルスのMOBIシリーズ

(※画像クリックで拡大)

モビルスのMOBIシリーズは大手企業を中心として、金融・メーカーから自治体まで、幅広い業種で利用されています。

MOBIシリーズの導入実績

モビルスのMOBIシリーズ導入実績

さらに、モビルスはLINEを使った住民への情報配信、学校連絡網、道路の不具合通報、いじめや子育てのチャット相談、電話対応の自動化など、自治体向けソリューションも行っています。

モビルスの自治体ソリューション

IPOによる手取金の使途

  1. 当社SaaSプロダクトのバージョンアップ(新規機能追加等)のソフトウエア投資
  2. 借入金返済

モビルスIPOの業績

モビルスの業績

(※画像クリックで拡大)

モビルスIPOの売上は堅調に推移しており、利益もややバラつきはあるものの伸びていて好調そうですね。

モビルスのIPO評価

モビルスはメディア総研との同時上場ですが、9月のIPO第一弾で規模(吸収金額13.4億円)もさほど大きくないため、それでも需給面は悪くありません。

ただ、モビルスはVC(ベンチャーキャピタル)の保有株(約142万株)の多さが懸念材料です。

また、SaaS関連事業はIPOで根強い人気があり、AI(人工知能)やCX(カスタマー・エクスペリエンス)というテーマ性もあるため、事業面で注目されると思います。

よって、モビルスのIPO評価は、Aが妥当だと考えています。モビルスIPOは、公開価格の2倍を上回る高い初値が付くと予想しています。

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モビルスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

モビルスIPOのBB(ブックビルディング)は、当然ながら全力で臨む予定です。主幹事の大和証券はもちろんのこと、SMBC日興証券SBI証券などの平幹事ももれなく申し込むつもりです。

モビルスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
大和証券 (主幹事)BB参加
野村證券BB参加
三菱UFJモルガン・スタンレー証券BB参加
SMBC日興証券BB参加
SBI証券BB参加
楽天証券BB参加
静銀ティーエム証券口座なし
極東証券口座なし
auカブコム証券BB参加

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