本日(4月30日)の日経平均株価は前営業日比422円50銭高の2万0193円69銭と、約2カ月ぶり2万円の大台に乗せました。
前日のニューヨーク市場が好調だったことや、新型コロナウイルスの治療薬への期待感が主な要因だったようです。
30日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発し、前営業日比422円50銭(2.14%)高の2万0193円69銭で終えた。
新型コロナウイルスの治療薬の開発が進んだとの期待感から、経済活動の再開への思惑が広がった。
前日の米国株の大幅反発を受け、リスクを取りやすくなった短期筋による先物主導の買いが上昇をけん引した。
終値としては3月6日以来、約2カ月ぶりに2万円台を回復した。
日経平均株価は寄りから2万円を超える20,105円で始まり、その後も安定した値動きで2万円台をキープしたまま取引を終えています。
日経平均株価チャート(4月30日)
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日経平均株価がアップすることは良いことですが、今の状況を考えると個人的にはかなり違和感を覚えますね。
株価はすでに新型コロナウイルスの終息をある程度織り込んでいるのかもしれませんが、緊急事態宣言の延長、新型コロナウイルスの影響による業績の悪化や倒産の増加、給付金や保証金の不足や遅さなど、まだ悪いニュースばかりが目立つ状況なので、かなり実体経済とかけ離れている気がします。
かと言って、株価の暴落を望んでいるわけでもありません。ただ、何となくしっくりこないという感じですね。
とにもかくにも、今は新型コロナウイルスが一刻も早く終息して、平穏な日常が戻ってきてほしいと思います。
本日もIPOの新規承認はありませんでした。しばらくIPOの新規承認はなさそうな雰囲気なので、今のうちに準備を整えてIPO後半戦に備えましょう。
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