ペイロール(4489)IPOが、明日(6月22日)東証マザーズ市場へ新規上場します。ペイロールIPOはマザーズにしては規模が大きいため、需給面で警戒されています。
また、明日はペイロールIPOを含む4社同時上場になるので、資金分散の影響も気になりますね。
ペイロールIPOの過去記事
ペイロールIPOのBBスタンスとIPO評価!給与計算業務のBPO
ペイロールIPO上場直前の初値予想
1,380円 (公開価格比:±0円)
(※大手予想会社の初値予想:1,400円~1,600円)
(※大手予想会社の初値予想最終版:1,380円)
※主幹事証券会社の引受価格:1,283.40円
ペイロールIPO上場直前の初値予想は、仮条件決定時にアップしていた1,500円から1,380円に下方修正したいと思います。
ペイロールIPOは公開株の約21%が海外市場へ販売されていますが、東海道リート投資法人IPOを除くと、同時上場する3社の中で規模(吸収金額108.5億円)が一番大きいため、それでも資金分散の影響が大きいと思います。
しかし、給与計算業務のBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)は業界実績No.1で、働き方改革やマイナンバーというテーマ性もあるため、事業面で注目されそうです。
ただ、本日は株式市場が急落していてIPOの地合いもあまり良くないため、公開価格を目途に初値形成するのが精一杯と予想しています。
ペイロールIPO初値決定前の気配運用
ペイロールIPO初値決定前の気配上限値段は、公開価格比2.3倍の3,175円で、更新値幅69円の更新時間10分になります。
また、気配下限値段は公開価格比0.75倍の1,035円で、下限の値幅は通常の更新値幅で更新時間は3分になります。
そして、注文受付価格の範囲は、345円以上で5,520円以下となります。
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