ポピンズホールディングス(7358)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌月の12月4日から始まります。
ポピンズホールディングスは、国策とマッチしている子育て支援サービスなどを展開している企業です。
ただ、ポピンズホールディングスは人気化しそうないつもとの同時上場で規模も大きいため、資金分散の影響を受けそうですね。
ポピンズホールディングス(東証1部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ポピンズホールディングス |
コード | 7358(サービス業) |
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 みずほ証券 SMBC日興証券 |
上場日 | 12月21日 |
仮条件決定日 | 12月2日(2,650円~2,850円に決定) |
ブックビルディング期間 | 12月4日から12月10日まで |
公開価格決定日 | 12月11日(2,850円に決定) |
申込期間 | 12月14日から12月17日まで |
公募 | 1,100,000株 |
売出し | 2,150,000株 |
OA | 487,500株 |
吸収金額 | 106.5億円 |
時価総額 | 278.7億円 |
想定価格 | 2,850円→公開価格:2,850円 |
初値価格 | 2,679円 |
ポピンズホールディングスIPOの事業内容
ポピンズホールディングスは、「働く女性を最高水準のエデュケアと介護サービスで支援します。」というミッションの下、在宅サービス事業とエデュケア事業を行っています。
在宅サービス事業では、ナニー及びベビーシッターを中心とした在宅保育サービスの提供、高齢者向け在宅ケアサービス、及び家事支援サービスを提供しています。
エデュケア事業では、「認可保育事業」と「認可外保育事業」の2つに分かれており、三大都市圏(東京・大阪・名古屋)以外の地方主要都市(札幌、仙台、福岡等)も含め、保育施設から学童施設まで、様々なニーズに応えた施設サービスを展開しています。
ポピンズホールディングスは、その他にも教育研修・調査事業、人材紹介・派遣事業、高齢者向けデイサービス施設等の運営事業なども行っています。
IPOによる手取金の使途
- 株式会社ポピンズホールディングスの基幹システム開発資金
- 借入金の返済資金
- 連結子会社の株式会社ポピンズへの投融資資金(認可保育所等の設備投資資金)
- 株式会社ウィッシュへの投融資資金(認可保育所等の設備投資資金)
ポピンズホールディングスIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
ポピンズホールディングスIPOの業績は好調に推移しているようですね。
ポピンズホールディングスのIPO評価
ポピンズホールディングスは、IPOラッシュ中の新規上場というだけでなく、いつもとの同時上場で、規模(吸収金額106.5億円)もとても大きいため、需給面に不安があります。
ただ、ベビーシッターを中心とした保育事業や高齢者向けケアサービスなどは社会的意義があり、子育て支援や福祉というテーマ性もあるため、事業面で一定の評価を得られそうです。
よって、ポピンズホールディングスのIPO評価は、Dが妥当だと考えています。ポピンズホールディングスIPOは、公開価格を目途に初値形成すると予想しています。
ポピンズホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ポピンズホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ検討中です。ただ、SBI証券だけはIPOチャレンジポイント狙いで必ず申し込むつもりです。
大和証券 (主幹事) | BB検討中 |
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SBI証券 | BB参加 |
みずほ証券 | BB検討中 |
SMBC日興証券 | BB検討中 |
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