成友興業(9170)IPOが、明日(10月13日)名古屋証券取引所メイン市場へ新規上場します。
成友興業IPOは地方市場(名証メイン)の地味めな銘柄というだけでなく、公開価格が仮条件の上限で決まらなかったため、ますます警戒感が増しているようです。
IPOの地合いは依然として良くないため、厳しい上場になるかもしれませんね。
成友興業IPOの過去記事
成友興業IPO上場直前の初値予想
2,200円 (公開価格比:-100円)
(※大手予想会社の初値予想:2,530円~2,700円)
(※大手予想会社の初値予想最終版:2,300円)
※主幹事証券会社の引受価格:2,116円
成友興業IPO上場直前の初値予想は、仮条件決定時にアップしていた2,300円から2,200円に下方修正したいと思います。
成友興業IPOの規模(吸収金額3.4億円)は小さく見えますが、流動性の乏しい地方市場(名証メイン)への新規上場なので、需給面に優位性は感じられません。
ただ、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株が見当たらないのはプラス要素です。
また、建設系産業廃棄物及び汚染土壌の収集運搬や再資源化などを行う環境事業は一定の評価を得られそうですが、それでも地味な印象は否めません。
よって、成友興業IPOの初値は残念ながら公開価格を割れる可能性が高いと予想しています。
成友興業IPO初値決定前の気配運用
成友興業IPO初値決定前の気配上限価格は公開価格比2.3倍の5,290円で、更新値幅115円の更新時間10分になります。
また、気配下限値段は公開価格比0.75倍の1,725円で、下限の値幅は通常の更新値幅で更新時間は3分になります。
そして、注文受付価格の範囲は575円以上で9,200円以下となります。
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