ステムリム(4599)IPOの仮条件が決定しました。ステムリムIPOは、新しい再生医療となり得る「再生誘導医薬」を研究・開発していることで注目されている企業です。
しかし、ステムリムIPOは業績が赤字で規模も大きいため、それでもかなり警戒されそうですね。
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ステムリムIPOの仮条件
1,000円~1,700円
ステムリムIPOの仮条件は、想定価格の3,050円を大幅に下回るレンジで設定されています。ステムリムIPOは需給面に不安があったので、仮条件の下振れも想定していましたが、ここまで大幅に下振れするとは思いませんでした。
仮条件がこんなに下振れすると、当初の想定価格は何だったのかと思いますが、機関投資家へのヒアリング結果も思っていた以上に良くなかったんでしょうね。
ちなみに、ステムリムIPOの公開価格が仮条件の上限で決まると、吸収金額は294.6億円から164.2億円にダウンします。
ステムリムIPOの初値予想
1,500円⇒930円 (公開価格比:-70円)
(※大手予想会社の初値予想第一弾:2,000円~4,000円)
(※大手予想会社の初値予想第二弾:1,580円~1,800円)
(※大手予想会社の初値予想第三弾:930円~980円)
ステムリムIPOは、何と言っても仮条件の大幅な下振れが悪印象です。また、公開価格が仮条件の上限で決まったとしても、規模(吸収金額164.2億円)が大きく、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株やSO(ストックオプション)も多いため、かなり警戒されると思います。
さらに、ステムリムIPOは人気になりにくい赤字のバイオなので、再生誘導医薬には魅力を感じますが、それでも公開価格を割れる可能性が高いと予想しています。
ステムリムIPOの幹事団
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
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幹事証券 | 大和証券 野村證券 みずほ証券 SBI証券 いちよし証券 岡三証券 楽天証券 西村証券 岡三オンライン証券 |
ステムリムIPOは当選枚数が多いので、主幹事のSMBC日興証券はもちろんのこと、平幹事の大和証券やSBI証券
などにもチャンスがありそうです。
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