STIフードホールディングス(2932)IPOのBB(ブックビルディング)が、来月の9月7日から開始されます。
STIフードホールディングスは、IPOで人気になりにくい食料品セクターの東証2部IPOなので、あまり注目されていないようです。
また、STIフードホールディングスは大型なI-ne(アイエヌイー)との同時上場なので、資金分散の影響も受けそうですね。
STIフードホールディングス(東証2部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | STIフードホールディングス |
コード | 2932(食料品) |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | いちよし証券 エース証券 ライブスター証券 |
上場日 | 9月25日 |
仮条件決定日 | 9月3日(1,790円~1,900円に決定) |
ブックビルディング期間 | 9月7日から9月11日まで |
公開価格決定日 | 9月14日(1,900円に決定) |
申込期間 | 9月15日から9月18日まで |
公募 | 300,500株 (新株式発行:300,000株 自己株式の処分:500株) |
売出し | 1,000,000株 |
OA | 195,000株 |
吸収金額 | 26.8億円 |
時価総額 | 94.9億円 |
想定価格 | 1,790円→公開価格:1,900円 |
初値価格 | 2,080円 |
STIフードホールディングスIPOの事業内容
STIフードホールディングスは、水産原料素材の調達から製造・販売までを一貫して行っている食品メーカーです。
また、STIフードホールディングスは特許技術又はそれに準じる技術を含む独自の製造技術を用いながら、3温度帯(冷凍、冷蔵、常温)それぞれにおける消費者向けの最終商品等を製造し、コンビニエンスストアをはじめとする小売チェーン店等へ販売する食品製造販売事業を展開しています。
食品においては、主にコンビニエンスストア向け水産惣菜(焼き魚、煮魚、シメサバ、サラダフィッシュ等)を製造販売しています。
食材においては、主にコンビニエンスストア向けおにぎり・弁当・パスタ・サラダ等に使用される水産食材(サーモンフレーク、イクラ、辛子明太子等)を、食材商社等を通じてデイリー惣菜メーカー向けに製造・販売しています。
STIフードホールディングスIPO事業系統図
IPOによる手取金の使途
- 連結子会社における生産キャパシティ増加のための新工場の増設資金
- 連結子会社における生産設備の増強のための投融資資金
- 当社におけるシステム投資等の設備資金
STIフードホールディングスIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
STIフードホールディングスIPOの業績は、概ね堅調に推移しているようです。
STIフードホールディングスのIPO評価
STIフードホールディングスはIPOラッシュ中の新規上場というだけでなく、I-ne(アイエヌイー)との同時上場なので需給面にやや不安があります。
また、STIフードホールディングスは東証2部への新規上場で、食品製造販売事業もIPOで人気とは言えないため、注目度も低くなりそうです。
よって、STIフードホールディングスのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。STIフードホールディングスIPOは、公開価格を目途に初値形成すると予想しています。
STIフードホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
STIフードホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ検討中です。STIフードホールディングスIPOは全体的に地味で可もなく不可もなくといった印象なので、地合い良ければ参加してもいいかなと考えています。
野村證券 (主幹事) | BB検討中 |
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いちよし証券 | BB検討中 |
エース証券 | 口座なし |
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