トヨクモ(4058)IPOのBB(ブックビルディング)が、来月の9月4日からスタートします。トヨクモは、クラウド、小型、マザーズの三拍子が揃ったIPOとして注目されているようです。
また、トヨクモはグラフィコとまぐまぐとの3社同時上場になりますが、どの銘柄も規模がそれほど大きくないので、地合いが悪化しなければ何とかなりそうですね。
トヨクモ(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | トヨクモ |
コード | 4058(情報・通信業) |
主幹事証券 | いちよし証券 |
幹事証券(委託含む) | 大和証券 SMBC日興証券 岩井コスモ証券 SBI証券 極東証券 東洋証券 マネックス証券 むさし証券 |
上場日 | 9月24日 |
仮条件決定日 | 9月2日(1,800円~2,000円に決定) |
ブックビルディング期間 | 9月4日から9月10日まで |
公開価格決定日 | 9月11日(2,000円に決定) |
申込期間 | 9月14日から9月17日まで |
公募 | 300,000株 |
売出し | 200,000株 |
OA | 50,000株 |
吸収金額 | 9.9億円 |
時価総額 | 90億円 |
想定価格 | 1,800円→公開価格:2,000円 |
初値価格 | 9,020円 |
トヨクモIPOの事業内容
トヨクモは法人向けクラウドサービス事業として、緊急時に簡単に情報共有できるように設計したシンプルなクラウドサービス「安否確認サービス2」の開発・販売を行っています。
トヨクモの安全確認サービスは、災害時に従業員等の安否確認を携帯電話、スマートフォン、パソコンで行うクラウドサービスで、災害発生時の被害状況を正確に把握し、従業員等への指示を迅速に行うための機能を備えています。
また、トヨクモはサイボウズ株式会社が提供している業務改善プラットフォーム「kintone」に連携するサービスを提供することで、kintoneをより便利に活用することを支援しています。
トヨクモのサービスは、利用期間に応じて料金が発生するビジネスモデルなので、有償契約数の増加により、継続的に収益が積み上がるストック型ビジネスになっています。
トヨクモの事業系統図
IPOによる手取金の使途
- 既存サービスの向上及び新規サービス開発に伴う人材採用費
- 既存サービスの向上及び新規サービス開発に伴う人材に係る人件費
- 知名度向上のための広告宣伝費
トヨクモIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
トヨクモIPOの売上は右肩上がりで、利益も急激に伸びていて好調そうですね。
トヨクモのIPO評価
トヨクモはグラフィコとまぐまぐとの3社同時上場ですが、規模は想定価格ベースで9.9億円と小さいため、それでも人気を集めると思います。
また、トヨクモはクラウドというテーマ性や、継続的な利益が見込めるストック型ビジネスという点でも関心を集めそうです。
よって、トヨクモのIPO評価は、Aが妥当だと考えています。トヨクモIPOは、初日値付かずも想定される高い初値が付くと予想しています。
トヨクモIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
トヨクモIPOのBB(ブックビルディング)は、もちろん全力で申し込む予定です。ただ、主幹事のいちよし証券は抽選配分比率が10%から1%に改悪されたため望み薄です。
しかし、SMBC日興証券やマネックス証券
など、ネットから申し込める全ての幹事証券に申し込んで、当選を狙いたいと思います。
いちよし証券 (主幹事) | BB参加 |
---|---|
大和証券 | BB参加 |
SMBC日興証券 | BB参加 |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
極東証券 | 口座なし |
東洋証券 | 口座なし |
マネックス証券 | BB参加 |
むさし証券 | BB参加 |
管理人が利用しているIPOにオススメの証券会社