住信SBIネット銀行(7163)IPOのBB(ブックビルディング)が来週の3月8日からスタートします。
住信SBIネット銀行はすでに利用されている方も多いと思いますが、SBI証券と連携することも出来るインターネット専業の銀行です。
住信SBIネット銀行は知名度が高くて規模も非常に大きいため、良くも悪くも注目度抜群のIPOですね。
※上場中止になりました!
住信SBIネット銀行(東証1部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | 上場中止 |
コード | 7163(銀行業) |
主幹事証券 | 野村證券 SMBC日興証券 SBI証券 大和証券 |
幹事証券(委託含む) | アイザワ証券 岩井コスモ証券 岡三証券 極東証券 東洋証券 松井証券 みずほ証券 LINE証券 岡三オンライン SBIネオトレード証券 SBIネオモバイル証券 |
上場日 | 3月24日 |
仮条件決定日 | 3月7日 |
ブックビルディング期間 | 3月8日から3月11日 |
公開価格決定日 | 3月14日 |
申込期間 | 3月15日から3月18日まで |
公募 | 5,453,500株 (国内:3,272,100株 海外:2,181,400株) |
売出し | 54,702,000株 (国内:32,821,200株 海外:21,880,800株) |
OA | 9,023,000株 (国内:5,413,800株 海外:3,609,200株) |
吸収金額 | 1,328.2億円 (国内:796.9億円 海外:531.3億円) |
時価総額 | 2,999.9億円 |
想定価格 | 1,920円 |
初値価格 | 上場中止 |
住信SBIネット銀行IPOの事業内容
住信SBIネット銀行は「どこよりも使いやすく、魅力ある商品・サービスを24時間・365日提供するインターネットフルバンキング」をコンセプトに、「デジタルバンク事業」と「BaaS(Banking as a Service)事業」を展開しています。
デジタルバンク事業では、モバイルアプリを用いて個人・法人顧客にフルバンキングサービス(融資、決済、預金など)を提供し、2021年8月に住宅ローン取扱高が7兆円を突破、2021年11月に預金口座数が500万口座を突破しています。
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BaaS事業では、銀行(Bank)の持つサービス機能(Banking)の中から、パートナー企業の課題解決に必要なものを、APIなどのFinTechを活用してスムーズに提供しています。
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住信SBIネット銀行は日本航空、カルチュア・コンビニエンス・クラブ、ヤマダホールディングス、オープンハウスなどと戦略的パートナーシップを締結し、今後も提携先の拡大により、より多くの顧客に最先端のテクノロジーを活用した金融サービスの提供を目指しています。
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IPOによる手取金の使途
- 勘定系システム基盤更改並びに情報セキュリティの向上及び顧客の利便性向上に資するシステム関連の投資に充当
住信SBIネット銀行IPOの業績
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住信SBIネット銀行IPOの業績は概ね堅調に推移していて問題なさそうです。
住信SBIネット銀行のIPO評価
住信SBIネット銀行は東証1部への新規上場で、海外への販売も予定されていますが、それにしても規模(吸収金額1,328.2億円(国内796.9億円))が大きいため、今の地合いだと需給面に不安があります。
また、住信SBIネット銀行は三菱UFJ銀行や三井住友銀行などのメガバンクと比べて割高な印象は否めません。
しかし、住信SBIネット銀行は知名度が高く、初モノ(ネットバンク初のIPO)という側面もあるため、話題性は抜群だと思います。
よって、住信SBIネット銀行のIPO評価はDが妥当だと考えています。住信SBIネット銀行IPOは今のところ公開価格を目途に初値形成すると予想しています。
住信SBIネット銀行IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
住信SBIネット銀行IPOのBB(ブックビルディング)は今のところ検討中です。ただし、SBI証券は落選すればIPOチャレンジポイントが貰えるので必ず申し込む予定です。
野村證券 (主幹事) | BB検討中 |
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SMBC日興証券 (主幹事) | BB検討中 |
SBI証券 (主幹事) | BB参加 |
大和証券 (主幹事) | BB検討中 |
アイザワ証券 | 口座なし |
岩井コスモ証券 | BB検討中 |
岡三証券 | BB検討中 |
極東証券 | 口座なし |
東洋証券 | 口座なし |
松井証券 | BB検討中 |
みずほ証券 | BB検討中 |
LINE証券 | BB検討中 |
岡三オンライン | BB検討中 |
SBIネオトレード証券 | BB検討中 |
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