サンウェルズ(9229)IPOのBB(ブックビルディング)が翌週の6月10日から始まります。サンウェルズはパーキンソン病専門の有料老人ホーム「PDホーム」を運営しています。
サンウェルズはIPOラッシュ真っ只中でのイーディーピーとの同時上場になるので、資金分散や買い疲れの影響が気掛かりですね。
サンウェルズ(東証グロースIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | サンウェルズ |
コード | 9229(サービス業) |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | SMBC日興証券 東海東京証券 SBI証券 みずほ証券 楽天証券 今村証券 LINE証券 SBIネオトレード証券 |
上場日 | 6月27日 |
仮条件決定日 | 6月9日(1,770円~1,940円に決定) |
ブックビルディング期間 | 6月10日から6月16日 |
公開価格決定日 | 6月17日(1,940円に決定) |
申込期間 | 6月20日から6月23日まで |
公募 | 1,761,000株 (国内:1,330,700株 海外:430,300株) |
売出し | 1,174,000株 |
OA | 440,200株 |
吸収金額 | 65.5億円 (国内:57.1億円 海外:8.3億円) |
時価総額 | 227.8億円 |
想定価格 | 1,940円→公開価格:1,940円 |
初値価格 | 2,300円 |
サンウェルズIPOの事業内容
サンウェルズはパーキンソン病専門の有料老人ホーム「PDホーム」(PD:Parkinson’s Diseaseの略 パーキンソン病の意)を中核事業として北海道、関東、関西、九州、北陸に12施設を展開し、更なる全国展開も計画しています。
「PDハウス」では、パーキンソン病患者の症状に合わせたリハビリテーションを高い頻度で受けることができ、看護師による服薬管理などを24時間体制で支援しています。
また、大学病院や専門医との連携により、最新の情報をリハビリテーションに取り入れ、ケアの技術を特定の疾患に集中させることで、質の高いサービスを提供しています。
大学病院・専門病院との共同研究
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サンウェルズの売上高は、主にこれらのサービスの提供によって各都道府県の国民健康保険団体連合会及び社会保険診療報酬支払基金の審査支払機関から得る介護保険や健康保険及び障害福祉サービスによる保険給付と、利用者から得る自己負担金及び保険適用外であるホテルコスト(家賃、光熱費、食事管理費、管理費)等により構成されています。
IPOによる手取金の使途
- 「PDハウス」における新規施設の設備資金
- 借入金返済資金
サンウェルズIPOの業績
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サンウェルズIPOの売上は綺麗な右肩上がりで、利益も急激に伸びていて好調そうです。
サンウェルズのIPO評価
サンウェルズは欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国及びカナダを除く。)への販売も予定されていますが、それにしても規模(吸収金額65.5億円)が大きく、イーディーピーとの同時上場でもあるため、資金分散や買い疲れの影響を受けそうです。
ただ、パーキンソン病専門の有料老人ホーム運営はこれからの超高齢化社会においても需要が見込め、業績も好調に推移していることから、事業面で一定の評価を得られるかもしれません。
よって、サンウェルズのIPO評価はDが妥当だと考えています。サンウェルズIPOは今のところ公開価格を目途に初値形成すると予想しています。
サンウェルズIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
サンウェルズIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ検討中です。ただし、SBI証券はIPOチャレンジポイント狙いで必ず申し込む予定です。
野村證券 (主幹事) | BB検討中 |
---|---|
SMBC日興証券 | BB検討中 |
東海東京証券 | BB検討中 |
SBI証券 | BB参加 |
みずほ証券 | BB検討中 |
楽天証券 | BB検討中 |
今村証券 | 口座なし |
LINE証券 | BB検討中 |
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