バリュークリエーションIPOのBBスタンスとIPO評価！DX関連IPO

バリュークリエーション（9238）IPOのBB（ブックビルディング）が、来週の11月7日から始まります。

バリュークリエーションは顧客の集客の課題を解決するマーケティングDX事業などを行っています。

バリュークリエーションのIPO主幹事はSBI証券なので、IPOチャレンジポイントのボーダーラインについても話題になりそうですね。

バリュークリエーション（東証グロースIPO）のIPO基本情報

銘柄名	バリュークリエーション
コード	9238（サービス業）
主幹事証券	SBI証券
幹事証券（委託含む）	大和証券マネックス証券楽天証券あかつき証券岩井コスモ証券極東証券東洋証券松井証券丸三証券水戸証券むさし証券 SBIネオトレード証券 DMM.com証券
上場日	11月22日
仮条件決定日	11月2日（1,610円～1,790円に決定）
ブックビルディング期間	11月7日から11月13日
公開価格決定日	11月14日（1,790円に決定）
申込期間	11月15日から11月20日まで
公募	105,000株
売出し	198,000株
OA	45,400株
吸収金額	6.2億円
時価総額	19.8億円
想定価格	1,790円→公開価格：1,790円
初値価格	3,090円

バリュークリエーションは顧客のWeb領域における課題を総合的に解決するマーケティングDX事業と、不動産領域における課題を総合的に解決する不動産DX事業を展開しています。

マーケティングDX事業では顧客のマーケティング戦略に応じて複数種類の広告手法・プラットフォームを柔軟に組み合わせて、プロモーションを設計・運用しています。

また、運用している広告のレポートを自動で生成するDXツール「Vasta（ヴァスタ）」も提供しています。

不動産DX事業ではDXで解体業界に新たな価値を届けるべく「解体の窓口」を運営しています。

「解体の窓口」は業者との直接のやりとりが不要で、見積もり比較から解体後の土地の売却まで、すべてオンラインで完結できるサイトになっています。

具体的には所有する物件を解体したいと考えているユーザーと、ユーザーを探している解体業者をマッチングさせ、物件情報と写真をもとに、全国の約1,500社（2023年9月時点）の解体業者の中から解体費用の見積もり入札が届く、「逆オークション」を採用しています。

バリュークリエーションIPOの事業系統図

（※画像クリックで拡大）

バリュークリエーションIPOの売上は綺麗な右肩上がりで伸びており、利益も急伸していて好調そうです。

バリュークリエーションはグロースの小型（吸収金額6.2億円）IPOで、スケジュールにも恵まれているため、需給面で人気を集めると思います。

また、VCの保有株が11,400株ありますが、価格による解除条項なしで180日間のロックアップが掛かっています。

さらに、バリュークリエーションはIPOで根強い人気があるDX関連事業を行っていて、業績も好調に推移しているため、事業面でも注目されそうです。

よって、バリュークリエーションのIPO評価はAが妥当だと考えています。バリュークリエーションIPOは公開価格の2倍前後で初値形成すると予想しています。

バリュークリエーションIPOの初値予想は、仮条件決定後（11月2日以降）に追記させていただきます。

3,600円（想定価格比：+1,810円）

（※大手予想会社の初値予想：2,500円～3,000円）

↓（上場直前の初値予想）

3,000円（公開価格比：+1,210円）

（※大手予想会社の初値予想最終版：2,600円）

バリュークリエーションIPOのBB（ブックビルディング）は全力で臨む予定です。

主幹事のSBI証券はもちろんのこと、マネックス証券や楽天証券などの平幹事ももれなく申し込むつもりです。